一見ただ注射してヒアルロン酸を注入するだけのように見えますが、実は慎重におこなわないと重大な危険につながることがあります。
それは「塞栓症」といって、血管の中にヒアルロン酸が注入されることで血管が詰まってしまうトラブルです。
血管が詰まると皮膚に血液が届かなくなり、酸欠となって最悪の場合皮膚が壊死してしまうことになります。
これを防ぐには解剖理解はもちろん、手技としても色々な予防策がありますが完全にゼロにすることはできません。
ですので万が一塞栓症が起きたときは素早く対処し、皮膚がダメージを受けてしまった場合にもそれをきれいに治す方法を理解している医師を選びましょう。
アリエル美容クリニック 大宮院医師 / 技術指導医
阪野一世