アリエル美容クリニック/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

COLUMN

医療脱毛の痛みの原因と対策方法

監修医師プロフィール

鈴木桂介

アリエル美容クリニック 院長/医師

鈴木桂介

  • 帝京大学医学部医学科 卒業
  • 順天堂大学練馬病院
  • 越谷市立病院
  • 都立大塚病院
  • 大手美容クリニック 川越院院長
  • アリエル美容クリニック開業

医療脱毛には「脱毛完了までの期間が短い」「少ない回数で効果を実感しやすい」など、嬉しい魅力が豊富です。

しかしデメリットとして、脱毛中の痛みが挙げられます。

もちろん感じ方には個人差があるため、全員の人に当てはまるわけではありません。しかし肌状態や脱毛部位によっては、医療脱毛の施術中に痛みを感じやすいケースもあるでしょう。

本記事では医療脱毛の痛みを軽減する方法や、クリニックで可能な痛みの対策法について解説します。

医療脱毛の痛みの原因が知りたい人、快適に施術を受ける対策法が知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛が痛い理由

医療脱毛が痛い理由

医療脱毛がサロンの光脱毛よりも痛いとされる理由は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。

レーザー照射による熱が原因
ニードル脱毛は痛みが強い

では具体的な内容について、以下で詳しくみていきましょう。

レーザー照射による熱が原因

医療脱毛では、熱で毛根の発毛組織を破壊するレーザーを照射します。

サロンやエステで用いられる脱毛機器よりも照射出力が強いため、レーザーを当てた際に輪ゴムで弾かれたような瞬発的な痛みを感じるケースも少なくありません。

加えて毛根や毛乳頭を破壊するほどの強い熱エネルギーは、熱いコップを皮膚に押し当てられたような熱感を感じる場合があります。

とは言え、耐えられないほどの激しい痛みを感じる人は少ないでしょう。あまり痛みを感じないケースや、少し熱いと感じる程度の場合もあります。

ニードル脱毛は痛みが強い

光やレーザーではなく、毛穴に直接針を差し込むニードル脱毛は痛みが強い脱毛方法として知られています。

理由としては、毛1本1本に針を差し込み電気を流すからです。

1回の施術で半永久的な脱毛効果を得られたり、メラニン色素が薄くなった白髪も脱毛できたりするメリットを得られる反面、強い痛みを伴うデメリットが予想されるでしょう。

なおニードル脱毛は手作業です。広範囲の脱毛にはかなりの時間や痛み、費用が発生します。

脱毛完了までの時間が長くなってしまうため、レーザー脱毛で処理しきれなかった残りの毛に対して検討するケースが多いでしょう。

痛みを感じやすい部位と肌の状態

痛いと噂されることもある医療脱毛ですが、必ずしもそうとは言い切れません。なぜなら脱毛時に痛みを感じやすい部位と、肌の状態があるからです。

ここでは医療脱毛で痛みを感じやすい具体的な部位と肌の状態について、それぞれ詳しくみていきましょう。

痛みを感じやすい部位

医療脱毛で痛みを感じやすい部位には、以下の3つが挙げられます。

  • デリケートな部位
  • 根深い毛が生える部位
  • 皮膚が薄い部位

上記の部位に当てはまるのが「VIO」「脇」「顔の産毛」です。

VIO

VIOは、ビキニライン・粘膜の近く・お尻周りの3箇所を指します。

いずれもデリケートかつ剛毛な部位に該当するため、痛みを感じやすいと言えるでしょう。

加えてVIOは、摩擦によって皮膚に黒ずみが発生しやすい部位です。医療脱毛のレーザーは黒色のメラニン色素に反応するため、皮膚に熱が伝わりやすい傾向があります。

医療脱毛の痛みを軽減する方法について後ほど詳しく解説しますが、痛みに弱い人や不安が大きい人は何らかの対策が必要になるでしょう。

脇や顔の産毛

脇に関しては、根深い毛が集中して生えている部位です。腕や足の毛よりも毛根が深いところにあるため、痛みを感じやすい恐れがあるでしょう。

また脇は、メラニン色素が豊富な太い毛が生える部位としても知られています。レーザーの反応が良く、輪ゴムで弾いたような瞬発的な痛みを感じることも少なくありません。

一方、顔の産毛はメラニン色素が薄いため、レーザーが強く反応する部位とは言えないでしょう。したがって痛みは少ないと思われがちです。

しかし顔の皮膚は体よりも薄く、レーザーの痛みや熱感を感じやすい特徴があります。神経が多かったり骨に近かったりすることからも、ピリピリとした痛みや響くような痛みを感じやすいケースがあります。

痛みを感じやすい肌の状態

医療脱毛を受ける際の肌状態によっても、強い痛みを感じやすい傾向があります。特に注目したいのは、以下の肌状態です。

  • 日焼けした肌
  • 乾燥肌
  • ホルモンバランスが乱れている時

では、それぞれの肌状態についてみていきましょう。自身の肌が当てはまっていないかぜひチェックしてみてください。

日焼けした肌

日焼けをしている肌は、メラニン色素が増えている状態です。日焼けする前よりも皮膚にレーザーが反応しやすくなっているため、痛みや熱を感じやすい可能性があります。

医療脱毛で使用する機器によっては、日焼けで色が濃くなった肌にレーザーが強く反応してしまい、火傷を引き起こす恐れも。このようなリスクが予想されるケースでは、クリニック側に施術を断られる可能性があります。

脱毛の期間中は日焼けをしないように、徹底したUVケアを心がけましょう。

乾燥肌

肌が乾燥している状態では、十分な脱毛効果を得られなかったり、通常よりも痛みを強く感じたりする恐れがあります。

そもそも乾燥した肌は、バリア機能が低下している状態です。肌本来の水分などを十分に蓄えることができないため、トラブルを引き起こしやすくなっています。

特に脱毛の期間中は、通常よりもレーザーの熱によって肌が乾燥しやすい状態です。ボディクリームなどを活用し、保湿ケアを徹底しましょう。

ホルモンバランスが乱れている時

医療脱毛の痛みは、ホルモンバランスが乱れているときに強く出やすい傾向があります。

例えば生理中はホルモンバランスが不安定になっており、肌トラブルの症状が出やすい方もいるため、その場合は避けて予約を取るのがおすすめです。

加えて睡眠不足などで体が疲れているときも、ホルモンバランスが乱れていたり、肌のバリア機能が低下していたりします。

無理して施術を受けると予期せぬトラブルが発生する恐れもあるため、予約日を変更して施術を受けるようにしましょう。

医療脱毛の痛みを軽減する方法

「医療脱毛は痛みが不安だからやめておこう」このように考える人もいますが、諦める必要はありません。

医療脱毛の痛みに不安が大きい人は、対策として以下の3つの方法があることを覚えておきましょう。

  • 麻酔の使用
  • 痛みを感じにくい脱毛機の選択
  • 適切なセルフケア

痛みを軽減する方法について理解しておけば、リラックスした状態で施術が受けられます。

麻酔の使用

痛み対策として即効性も期待できるのが、医療麻酔の使用です。

エステやサロンの脱毛で麻酔は使用できませんが、医療機関であるクリニックなら取り扱っている可能性が高いでしょう。

気軽に使える麻酔クリームなら、注射針を使う局所麻酔のように痛みを伴う恐れもありません。

痛みを緩和したい部位に塗るだけで、医療脱毛時の瞬発的な痛みの軽減に役立つでしょう。

なお麻酔クリームの使用に関しては、通常オプションで有料の場合がほとんどです。気になる人は、医療脱毛を契約する前のカウンセリング時に確認しておきましょう。

痛みを感じにくい脱毛機の選択

医療脱毛の痛みは、脱毛で使用するレーザー機器の種類によっても異なります。なるべく痛みを抑えたい人は、蓄熱式レーザー脱毛機がおすすめです。

蓄熱式レーザー脱毛機

蓄熱式のレーザー脱毛機は毛根付近にある初毛組織を高出力で狙うのではなく、表皮から近い部分にあるバルジ領域と呼ばれる発毛組織をターゲットにしています。

いわゆる発毛因子と呼ばれる「毛の種」に対し、じわりじわりと低温の熱でダメージを与えるため、激しい痛み・熱感を感じづらいのが特徴的です。

また冷却機能付きレーザー脱毛機も、痛みの緩和に役立ちます。

肌の表面を冷やしながら脱毛していくため、冷却機能が搭載されていない脱毛機よりも、痛みの緩和が狙えるでしょう。

適切なセルフケア

医療脱毛の痛みを緩和したい人は、セルフケアを徹底することも大切です。特に気をつけたいのは、肌の保湿と日焼け対策の2点です。

保湿ケアで肌の乾燥を防ぐ

医療脱毛の期間中は、レーザー照射の熱によって肌の水分が奪われがちです。通常よりも乾燥しやすい状態になっているため、肌のバリア機能も低下しやすいでしょう。

肌が乾燥していたり、弱っていたりする状態で脱毛の施術を受けると、痛みを感じやすい傾向があります。肌の乾燥を防ぐためにも、徹底した保湿ケアを心がけてください。

日焼け対策の徹底

日焼けした肌はメラニン色素が濃くなる関係によって、医療レーザー脱毛機が反応しやすくなります。通常よりも、強い痛みを感じやすい可能性が考えられるでしょう。

特に紫外線が強い春から夏にかけては、徹底した日焼け対策が必要です。日焼け止めをこまめに塗り直したり、ラッシュガードを活用したりするのがおすすめです。

クリニックの痛み対策事例

当院では医療脱毛時の痛み対策に、以下の3つを徹底しています。

  • 冷却機能付き脱毛機器の使用
  • 肌状態に合わせた照射パワーの調整
  • 麻酔クリームの提供

ではそれぞれの内容について、以下で詳しく紹介していきます。

冷却機能付き脱毛機器の使用

アリエル美容クリニック大宮院に導入している医療レーザー脱毛機には、ハンドルの先端に冷却機能装置が搭載されています。

肌の表面を冷やしながらレーザーを照射していくため、輪ゴムで弾いたような瞬発的な痛みや熱感を抑えられるのはもちろん、施術後の炎症リスクを抑えることが可能です。

初めての医療脱毛で不安が大きい人も、安心して施術が受けられるでしょう。

肌状態に合わせた照射パワーの調整

アリエル美容クリニック大宮院は、医療脱毛機の照射出力に強いこだわりがあります。

肌の色や状態、毛量をしっかりと確認した上で、脱毛効果を実感できる有効かつ安全な出力でレーザーを照射します。

激しい痛みを伴うような無理な出力で脱毛したり、不必要に出力を下げたりするようなことは一切ありません。

医療脱毛で来院されるすべての方が、リラックスした状態で医療脱毛が受けられるように、スタッフ一同力を注いでいます。

麻酔クリームの提供

当院の医療脱毛では、麻酔クリームの使用が可能です。

医療脱毛の痛みの感じ方には、個人差があります。「強い痛みをなるべく感じたくない」このようにお考えの方は、施術前にスタッフまでお声掛けください。

また麻酔クリーム以外の方法を希望する方には、笑気麻酔の用意もあります。こちらに関してもお気軽にご相談ください。

医療脱毛の痛みに関する症例写真

医療脱毛の痛みについてのよくある質問

ここでは、医療脱毛の痛みについてのよくある質問を確認していきましょう。

痛みに対する不安が大きい人は、ぜひ参考にしてみてください。

痛みの程度は人によって違う?

痛みの感じ方には、個人差があります。輪ゴムで弾かれたような強い痛みを感じる人もいれば、やや熱い程度に感じる人もいるでしょう。

しかしながら脱毛の途中で、あまりの痛さに耐えられなくなるケースはほぼありません。脱毛中の痛みに不安が大きい人は、麻酔クリームなどを積極的に活用するのがおすすめです。

痛みに弱い人でも施術可能?

痛みに弱い人でも、医療脱毛は受けられます。痛みの少ない蓄熱式の脱毛機や冷却機能付き脱毛機を選択すれば、痛みの軽減に役立つでしょう。

加えて痛みに対する恐怖感が強い場合は、笑気麻酔を活用するのも1つの方法です。リラックスした状態で、脱毛の施術が受けられます。

痛みに耐えられない時の対処法は?

医療脱毛の施術を受けている途中で痛みに耐えられないと感じた場合は、レーザー脱毛機の照射パワーを調整してもらいましょう。

強い痛みは肌が弱っていたり、体調が悪かったりする可能性があります。無理をせずに痛みがあることを伝えてください。

まとめ

まとめ

医療脱毛は、肌状態や脱毛する部位によっては痛みを感じる人がいます。脱毛中の痛みを少しでも緩和したい人は、保湿ケアや日焼け対策の徹底で肌のコンディションを整えておきましょう。

また医療脱毛の痛みは、麻酔の使用や痛みの少ない脱毛機の選択によって軽減することができます。

アリエル美容クリニック大宮院では、冷却機能付き脱毛機を使用した痛みの少ない医療脱毛が可能です。麻酔クリームの用意もあるため、まずはお気軽にご相談ください。