アリエル美容クリニック/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

COLUMN

二重切開の傷跡が気になる方へ!医師が解説する4つのポイント

監修医師プロフィール

鈴木桂介

アリエル美容クリニック 院長/医師

鈴木桂介

  • 帝京大学医学部医学科 卒業
  • 順天堂大学練馬病院
  • 越谷市立病院
  • 都立大塚病院
  • 大手美容クリニック 川越院院長
  • アリエル美容クリニック開業

二重切開手術は、くっきりとした美しい二重を手に入れるための人気の施術です。しかし、手術後の傷跡が気になるという不安を抱える方も少なくありません。この記事では、二重切開手術の特徴やプロセス、さらに傷跡を目立たなくするための具体的な対策について、医師の視点から詳しく解説します。二重手術を検討している方や、すでに手術を受けた方が傷跡に関して知っておくべき重要なポイントを確認し、納得できる結果を得るための参考にしてください。

二重切開の手術方法と特徴

二重切開手術は、まぶたを切開し二重ラインを形成する手術で、主に「全切開」と「ミニ切開」の2種類があります。それぞれの方法には異なる特徴があり、まぶたの状態や希望する仕上がりによって選ばれます。全切開は、しっかりとした二重を作りたい方やまぶたの厚みが気になる方に適しており、ミニ切開は自然な二重を希望する方に向いています。どちらの方法も、永久的な効果が期待できるため、一度の手術で長期間にわたって美しい目元を維持できます。

全切開とミニ切開の2種類がある

二重切開には、目の形や患者のニーズに合わせた2つの手術方法があります。全切開は、まぶた全体を切開して余分な脂肪や皮膚を取り除き、しっかりとした二重を作る方法です。一方、ミニ切開は、部分的に切開を行い、まぶたに軽い二重を作る方法です。全切開は長期的な効果が期待できますが、ダウンタイムが4-8週間程度と長くなる傾向があります。ミニ切開は、回復が早く自然な仕上がりを求める方に適しています。

全切開のメリット・デメリット

メリット

  • 半永久的な二重が得られる
  • まぶたの余分な皮膚や脂肪を除去できるため、理想的な目の形を作りやすい
  • しっかりとした二重ラインが作れるため、はっきりした目元になる

デメリット

  • 傷跡が残る可能性があり、目を閉じたときにわずかに目立つことがある
  • ダウンタイムが長く、腫れや内出血が数週間続く場合がある
  • 回復に時間がかかることがあるため、忙しい人には不向きかもしれない

ミニ切開のメリット・デメリット

メリット

  • 全切開に比べて回復が早く、ダウンタイムが短い
  • 傷跡が小さく、目立ちにくい
  • 自然な二重ラインを作りやすく、ナチュラルな仕上がりになる

デメリット

  • まぶたに脂肪が多い場合は、全切開ほどの効果が得られない可能性がある
  • 効果が半永久的ではなく、時間が経つとラインが薄くなる場合がある

二重切開に向いている人の特徴

二重切開手術は、特にまぶたの脂肪が多い方や、埋没法では二重が長続きしない方に向いています。また、目元にたるみがある方や、加齢によってまぶたが重く感じられる方にも適しています。二重切開は、くっきりとした二重を求める方に最適で、特にまぶたが厚く重い場合、全切開が適した方法となります。また、永久的な効果を期待する方にも向いており、一度の手術で長期間にわたり美しい目元を維持することが可能です。

二重切開で作れる目の形

二重切開手術では、患者の希望や顔のバランスに合わせて様々な目の形を作ることができます。最も一般的な形には、平行型と末広型の二重があります。平行型は目頭から目尻までの二重幅が均一で、はっきりとした印象を与える形です。一方、末広型は目頭がやや狭く、自然な二重を形成します。患者の顔の骨格や希望に応じて、どちらの形も選択可能です。また、二重切開手術は他の目元の手術(目頭切開など)と組み合わせて、より目を大きく見せることも可能です。

二重切開の手術の流れ

二重切開手術は、カウンセリングから術後のアフターケアまで、いくつかのステップで進行します。それぞれのプロセスを理解しておくことで、手術を安心して受けることができ、また術後の回復もスムーズになります。以下に手術の具体的な流れを説明します。

カウンセリングから手術当日までの流れ

二重切開手術の最初のステップは、医師とのカウンセリングです。カウンセリングでは、患者の希望する目の形や現在のまぶたの状態について話し合い、最適な手術方法を決定します。また、手術のリスクやダウンタイムについても説明されます。手術当日は、まず局所麻酔が施され、手術中の痛みを最小限に抑えます。カウンセリングで決定されたデザインに基づいて、切開が行われ、余分な脂肪や皮膚が取り除かれます。

二重ラインのデザイン

カウンセリングでは、患者の希望を基に、医師が二重ラインのデザインを行います。希望する二重の幅や形を細かく確認しながら、顔全体のバランスを考慮して最適なデザインを作成します。二重ラインのデザインは手術の結果に大きな影響を与えるため、この段階でしっかりと医師と話し合い、自分に合ったラインを決定することが重要です。顔全体のバランスを考慮することで、自然で美しい仕上がりが期待できます。

麻酔と切開

手術当日は、まず局所麻酔を施します。局所麻酔は、まぶたの痛みを感じないようにするために使われます。麻酔が効いたら、カウンセリングで決めたデザインに沿って、まぶたに切開を行います。全切開の場合はまぶた全体を切開し、ミニ切開の場合は部分的に切開します。麻酔がしっかりと効いているため、手術中の痛みはほとんど感じません。手術は通常1~2時間程度で終了します。

脂肪除去と縫合

切開が行われた後、まぶたの余分な脂肪や皮膚を取り除きます。これにより、まぶたの厚みが調整され、よりくっきりとした二重が形成されます。余分な脂肪を除去することで、二重ラインがしっかりと維持されるだけでなく、目元がすっきりと見える効果も得られます。最後に、切開した部分を細かい糸で丁寧に縫合します。縫合は傷跡が目立たないように行われ、自然な仕上がりを目指します。
また傷跡は時間の経過とともに落ち着き、完成までに半年程度かかります。傷の状態によっては塗り薬が処方できますので、医師にご相談ください。

手術後のダウンタイム

手術後は、まぶたに腫れや内出血が発生することが一般的です。ダウンタイムは通常1~2週間程度で、術後2~3日間が最も腫れが目立ちます。その後、徐々に腫れは引き、1ヶ月程度でかなり自然な状態に戻ります。ただし、完全に腫れが引き、最終的な仕上がりが確認できるまでには、約3ヶ月かかることもあります。術後のケアを適切に行い、回復をサポートすることが大切です。

二重切開の傷跡を目立たなくする4つのポイント

手術後に最も気になるのは、やはり傷跡です。傷跡が目立たないようにするためには、医師の技術や体質、術後のケアが重要な要素となります。以下に、傷跡を最小限に抑えるための4つのポイントを紹介します。

1. 手術の上手な医師を選ぶ

二重切開手術で成功するためには、何よりも医師の技術が重要です。経験豊富で手術の実績が多い医師を選ぶことが、傷跡を目立たなくするための大切なポイントです。医師の腕によって、切開ラインの精度や縫合の美しさが大きく異なります。症例写真や口コミなどを参考にして、自分に合った信頼できる医師を選びましょう。手術前のカウンセリングで、しっかりとコミュニケーションを取り、技術の高い医師を見つけることが成功への鍵となります。

2. 体質を知る

傷跡の目立ち方は、個々の体質によって異なります。ケロイド体質や瘢痕形成が起こりやすい体質の方は、傷が治りにくく、通常よりも傷跡が目立つ可能性があります。手術前に自分の体質を理解し、医師に相談することが大切です。体質によっては、手術後のアフターケアを強化する必要がある場合もあります。医師は、患者の体質を考慮しながら、適切な手術方法やケアを提案してくれるため、事前に十分な説明を受けることが大切です。

3. 切開の回数を最小限に

二重切開手術を繰り返すことで、まぶたに負担がかかり、傷跡が目立ちやすくなる可能性があります。そのため、できるだけ一度の手術で満足のいく結果を得ることが重要です。医師とのカウンセリングで、しっかりとデザインや手術方法を決めることが、再手術を避けるためのポイントです。また、無理なデザインを希望せず、自分の顔に合った自然な二重を作ることも大切です。初回の手術で満足度を高めるための準備を徹底しましょう。

4. 適切なアフターケアを行う

手術後のアフターケアは、傷跡を目立たなくするために非常に重要です。適切なケアを行うことで、傷跡が早く治癒し、目立ちにくくなります。以下は具体的なアフターケアのポイントです。

腫れや内出血への対処法

手術後は、まぶたに腫れや内出血が発生することがあります。これを最小限に抑えるためには、冷却が効果的です。ただし、冷やしすぎると逆効果になることがあるため、冷やすタイミングや時間は医師の指示に従うことが重要です。また、腫れがひどい場合は頭を高くして寝る、塩分の多い食事を避けるといった生活習慣の調整も役立ちます。腫れや内出血は通常1〜2週間で引いてきますが、それ以上続く場合は医師に相談することをお勧めします。

洗顔やシャワーの注意点

手術後の一定期間は、傷口に水が直接当たらないように注意が必要です。洗顔やシャワーは、術後の腫れが引くまで控えるか、慎重に行います。特に傷口に刺激を与えることは避けるべきです。術後1週間ほどで抜糸が行われますが、それまでは水や洗顔料が直接傷口に触れないよう、清潔を保ちつつも注意深くケアを行うことが大切です。シャワーを浴びる際も、温度を低めに設定し、蒸気や水圧が直接当たらないように配慮しましょう。

二重切開の症例写真

 

二重切開のよくある質問

二重切開手術に関して、多くの患者が抱える疑問や不安について、以下の質問形式で詳しく解説します。手術を受ける前に知っておくべきポイントを理解することで、安心して施術に臨むことができます。

理想的な傷跡のレベルとは?

理想的な傷跡とは、目を閉じたときにほとんど目立たない薄い線状のものです。切開した部分は、最初の数週間は赤みや腫れが残ることが一般的ですが、適切なケアを行うことで、最終的にはほとんど目立たない状態に落ち着きます。特に、まぶたの皮膚は薄いため、時間が経てば経つほど傷跡が薄くなり、見た目には分かりにくくなる傾向があります。

傷跡が完全に消えるまでの期間は?

傷跡が完全に目立たなくなるまでには、通常3〜6ヶ月ほどの時間がかかります。術後1ヶ月ほどは、腫れや赤みが目立つことがありますが、その後は徐々に落ち着いていきます。多くの場合、術後1年ほど経過すると、傷跡が非常に薄くなり、ほとんど分からなくなります。体質やケアの方法によっても異なるため、医師からのアドバイスを守りながら、時間をかけて回復を待つことが大切です。

ほかにも傷跡を目立たなくする方法はある?

傷跡を目立たなくするためには、追加の美容施術を受けることも可能です。例えば、レーザー治療やマイクロニードリングは、傷跡の改善に効果的です。これらの治療法は、肌の再生を促進し、傷跡を薄くする効果があります。また、保湿クリームやビタミンCを含むスキンケア製品を使用することで、皮膚の再生をサポートし、傷跡を目立たなくすることも期待できます。クリニックでのアフターケアプログラムについて相談することをお勧めします。

費用はどのくらいかかる?

二重切開手術の費用は、クリニックや地域、施術方法によって異なります。一般的に、全切開は20万円〜40万円程度の費用がかかり、ミニ切開の場合はそれよりもやや安価になる傾向があります。また、手術後のアフターケアや追加の美容治療を希望する場合、その費用も別途発生します。費用については事前にクリニックで詳しく確認し、総額でどのくらいの予算が必要か把握しておくことが大切です。

二重切開はアリエル美容クリニック大宮院にご相談ください

アリエル美容クリニック大宮院では、豊富な経験を持つ医師が、患者一人ひとりに最適な二重切開手術を提供しています。当院では、丁寧なカウンセリングを通じて、患者の希望や不安をしっかりと把握し、それに基づいた最良の治療を行います。また、傷跡を最小限に抑えた手術技術を駆使し、自然で美しい二重ラインを作り出します。術後のアフターケアも充実しており、手術後の経過をしっかりサポートするため、安心して治療を受けていただけます。
当院では、最新の技術と設備を導入し、患者様の満足度を最優先に考えたサービスを提供しています。ご自身に合った手術方法やケアについて、経験豊富な医師にご相談ください。

まとめ

二重切開手術は、くっきりとした二重を作るための効果的な手術方法ですが、術後の傷跡が気になるという不安を抱える方も多いでしょう。この記事で紹介したように、傷跡を目立たなくするためには、経験豊富な医師を選び、自分の体質を理解し、適切なアフターケアを行うことが重要です。二重切開手術は、しっかりとした準備とケアを行えば、長期間にわたって美しい目元を維持することができます。
手術を検討している方は、ぜひ信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、自分に合った手術方法を見つけましょう。アリエル美容クリニック大宮院では、専門の医師があなたの希望に応じた最適な治療を提案し、理想の目元を実現するためのサポートを行います。