ダーマペンでクレーターは本当に治るの?その仕組みについて解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
「クレーターがコンプレックス…」
「ダーマペンでクレーターは本当に治るの?」
若い頃にできたニキビがクレーターとして残ってしまい、コンプレックスを抱いている方は少なくありません。結論を言うと、ダーマペンでクレーターを治すことは可能です。
この記事では、ダーマペンの仕組みとその効果、メリット・デメリットについて詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
ダーマペンとは
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い微細な針が付いてる機械で、肌表面に無数の穴を開け、肌細胞を刺激する治療法です。
刺激された肌は、本来持っている自然治癒力が高まり、綺麗な皮膚を再生しようとしてくれます。
また、微細な針によって傷つけられた肌はその部分を修復しようと皮膚内で線維芽細胞が活性化されるのもダーマペンの特徴です。
線維芽細胞が活性化されると、コラーゲンやエラスチンが増生され、肌のハリや弾力が出てくるといった効果も期待できます。
それと同時に、ターンオーバーも促進され、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、クレーター、小ジワ、妊娠線、といった肌トラブルの改善も期待できます。
ダーマペンの仕組み
微細な針で肌表面に無数の穴を開けることで、肌が持っている再生能力によって修復されていきます。その過程の中で、皮膚細胞が刺激され、コラーゲンやエラスチンがたくさん作り出される仕組みとなっているのです。それにより肌の若返り効果を発揮してくれます。
また、肌に穴を開ける際に目的にあった薬剤を肌の奥深くまで浸透させることで、たるみ改善や美白効果をより期待できます。
ダーマペンの効果
ダーマペンは肌が本来持っている再生能力を促進させることで、ニキビ跡やクレーター、シワ、毛穴の開きといった肌悩みを改善してくれる効果があります。また、肌細胞を刺激することでコラーゲンやエラスチンの生成を促進してくれる働きがあります。
ダーマペンのメリット
ダーマペンのメリットは以下の2つです。
- お家ではできない肌へのケアができる
- 美肌効果も期待できる
それぞれ詳しく解説します。
お家ではできない肌へのケアができる
肌に微細な穴を無数に開け、肌の修復力を上げるといったことは中々自宅では難しいケアになっています。また、無数に開けられた穴から目的に応じた美容成分を肌の奥深くまで浸透させることが可能です。
美肌効果も期待できる
肌の目的に応じた美容成分を肌の穴から注入することで、美肌効果にも期待できます。また、コラーゲンやエラスチンが増生されることで、肌のハリや潤いも出てきます。
ダーマペンのデメリット
ダーマペンのデメリットには以下の4つがあります。
- 痛みがある
- 肌のバリア機能が低下する
- 金属アレルギーの人は受けられない
- ダウンタイムがある
それぞれ詳しく解説します。
痛みがある
ダーマペンは、針を刺すときに痛みを生じてしまうといったデメリットがあります。その痛みを懸念して施術を断念してしまう方も少なくありませんでした。その悩みを解決してくれたのは、最新機器であるダーマペン4です。従来のダーマペンと比較しても痛みを抑えながら高い効果を発揮してくれます。
肌のバリア機能が低下する
ダーマペンによって刺激された肌は非常に敏感になっています。それに伴い、バリア機能が低下してしまうのがデメリットとしてあげられます。ダーマペン施術後は摩擦や紫外線などの刺激を避けて過ごすことが大切です。
金属アレルギーの人は受けられない
ダーマペンの針は金属が使用されているため、金属アレルギーの方は施術を受けられません。しかし、最新のダーマペンの機器はステンレスでできているものもあるため一度クリニックへ確認してみることをおすすめします。
ダウンタイムがある
個人差はありますが、平均して1週間程度のダウンタイムがあります。ダウンタイムの症状は皮むけや赤み、ヒリヒリ感です。針を刺す深さによってダウンタイムの期間を調整することも可能ですが、その分効果が落ちてしまいます。
ダーマペンでクレーターは治る?どんな人におすすめ?
ダーマペンは以下の肌悩みをお持ちの方におすすめです。
- クレーター
- ニキビ跡
- シワ
- たるみ
- 妊娠線
- 毛穴の開き
- 黒ずみ・いちご鼻
- 肌質を改善したい
ダーマペンの注意点
ダーマペンの施術を受ける際には以下の注意点を確認しておきましょう。治療後の行動によって、肌トラブルを悪化させてしまうことにも繋がります。
ダーマペンを受ける際の注意点は以下の4つです。
- ダウンタイムが数日ある
- シャワーは当日から可、入浴は翌日から可
- 化粧は施術後12時間経過してから
- 保湿と紫外線対策をしっかり
それぞれ詳しく解説します。
ダウンタイムが数日ある
個人差はありますが、ダーマペン後のダウンタイムは長くて1週間程度あります。その症状は、皮むけやヒリヒリ感、赤みなどです。
シャワーは当日から可、入浴は翌日から可
シャワーや洗顔は施術後12時間経過したらOKです。ただし、強く擦るなどして刺激を与えないようにしましょう。
化粧は施術後12〜24時間経過してから
クリニックにもよりますが、施術後12時間経過したら化粧はOKとなっています。時間をおかずに化粧をしてしまうと肌トラブルの原因となってしまうため注意しましょう。
保湿と紫外線対策をしっかり
ダーマペン後の肌は非常に敏感になっています。そのため、紫外線や摩擦などの刺激を避け、保湿をしっかりとおこなうようにしましょう。
ダーマペンでクレーターなどの肌悩みを改善しよう
ダーマペンでは、クレーターなどの肌悩みの改善が可能です。
アリエルクリニックでは、最新機器であるダーマペンを導入しており、重度のクレーターにも高い効果が期待できます。
経験豊富な医師が1人1人の症状に適した治療内容をオーダーメイドで決め、その人にあった施術をおこなうことでさらなる効果を発揮させることを得意としています。
クレーターでお悩みの方はご相談だけでも承っておりますので、ぜひお問合せください。