顔の脂肪吸引の効果はいつからいつまで?成果を出すポイントを解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
短時間で脂肪を除去できる方法として人気のある顔の脂肪吸引ですが、効果について詳しく理解していない人もいるでしょう。
本記事では、顔の脂肪吸引で効果が出るのはいつからいつまでなのか、満足のいく結果を得るには何に注意すればいいのか解説します。
自分に合った方法で顔の脂肪吸引を行い、美しいフェイスラインを手に入れましょう。
顔の脂肪吸引の効果
脂肪吸引はたった一度の施術で、フェイスラインをスッキリさせる効果が期待できます。
通常、顔は努力だけでは痩せにくい部位だと言われており、悩みの種になりやすい箇所の一つです。
顔の脂肪吸引は、脂肪細胞の数を減らすことでリバウンドしにくい身体を手に入れられます。
また、加齢によるたるみの解消も見込め、理想的なフェイスラインに仕上げられます。
施術を行う主な部位
顔の脂肪吸引は、頬・顎下・ほうれい線上など、脂肪が多い部位のみが対象です。
頬と顎の2ヶ所に施術するだけで、シャープなフェイスラインになります。
太って見えたり、老けた印象を持たれたりする二重顎や顎のもたつきをスッキリさせ、若返り効果も期待できます。
一度脂肪を取り除いてしまえば半永久的に効果が持続でき、リバウンドの可能性が低い点も魅力の1つです。
しかし、顔が大きく見える原因が脂肪によるものではない人には効果が薄い施術であるため、自分に適しているかの見極めが大切です。
顔の脂肪吸引の効果はいつからいつまで?
個人差がありますが、約1ヶ月後には効果を実感する人が多いです。
除去した脂肪細胞の量は増えることがほとんどないため、基本的に効果は半永久的に続きます。
しかし細胞自体は膨らむ性質があり、暴飲暴食など不摂生な生活を続けてしまうと、リバウンドにつながることもあります。
顔の脂肪吸引を受けた後は、2〜3日間は痛みや腫れが強くあらわれ、その後内出血、むくみなどの症状も発生します。
副作用は2〜3週間かけて徐々に落ち着き、1〜2ヶ月も経てばダウンタイムが終わります。
ダウンタイム中の症状が落ち着いてくるとともに効果が実感できるでしょう。
顔の脂肪吸引で成果を出すポイント
脂肪吸引を受ける際のポイントは、下記の5つです。
- 顔の脂肪吸引が得意な医師を頼る
- カウンセリングで理想像を共有する
- シリンジ法で吸引してもらう
- ダウンタイムを理解する
- フェイスバンドを利用する
顔の脂肪吸引で失敗したと感じるのは、理想通りの仕上がりにならないケースがほとんどです。
理想のフェイスラインを実現できる医師に施術してもらうことが最も大切ですが、術後の過ごし方も経過に影響をおよぼすため、事前に理解しておきましょう。
顔の脂肪吸引が得意な医師を頼る
医師の手腕は術後の仕上がりを左右する最も重要な事柄です。
施術に長けた医師は多くの患者を診てきているため、理想とするイメージを実現させるための知識・技術を持っています。
脂肪は取りすぎてしまっても、残しすぎても良くありません。
自然な仕上がりになるよう注意し、周囲の血管を傷つけないように配慮しながら施術してくれる医師を見極めましょう。
口コミだけでなく、過去の症例数・症例写真も参考にするのがおすすめです。
カウンセリングで理想像を共有する
医師と患者の間にイメージのズレがあっては、いくら腕が良くても成功にはつながりません。
自分の理想像を、カウンセリングでしっかりと伝え、仕上がりイメージについても何度も確認しましょう。
ただし患者が広範囲で大量の吸引を希望していても、審美の面や安全面において断られる可能性はあります。
熟練の医師は患者の脂肪量や骨格で施術法を見極めているため、アドバイスを受け入れることも重要です。
シリンジ法で吸引してもらう
シリンジ法とは手作業で吸引を行う施術法です。
注射器タイプの吸引機を用いることで、数cc単位での吸引を可能にします。
表皮近くから奥深くまでの脂肪に対応可能で、きめ細やかで丁寧な吸引ができ、取りすぎを防ぎます。
機械での吸引に比べると時間はかかりますが、吸引した脂肪量を確認しながら調整をかけられるため、より繊細な仕上がりが可能です。
ダウンタイムを理解する
顔の脂肪吸引を受けたあとには、ダウンタイムが伴います。
ダウンタイムは1〜2ヶ月を要するため、術後すぐ日常生活に戻ることはできません。
経過の悪化や体調不良などに繋がりかねないため、しばらくは安静に過ごしてください。
施術の予定日が決定したら、ダウンタイムを加味したスケジュールを立てると良いでしょう。
フェイスバンドを利用する
脂肪を取り除いた部分は空洞になっているため、癒着をスムーズにし、傷の回復を早めるためにもフェイスバンドは必ず着用してください。
フェイスバンドの着用は血腫などのリスクを抑えるだけでなく、仕上がりにも影響を与えます。
顔の脂肪吸引で効果がない人がいる理由
顔の脂肪吸引を受けても効果を実感できない人がいる理由の1つは、取り除ける脂肪の量が限られることです。
顔が大きく見えるからといって必ずしも脂肪が多くついているわけではなく、骨格や筋肉量が関係しているケースもあります。
また、技量が不足している医師から施術を受けることも、効果がない原因として考えられるでしょう。
シリンジ法にしても、高性能な機器を使用した方法にしても、十分な技量がなければ満足のいく成果は得られません。
理想の効果を得るために、脂肪吸引の実績がある医師を頼りましょう。
アリエル美容クリニック大宮院は顔の脂肪吸引のスペシャリスト
当院の脂肪吸引はシリンジ法を行なっています。
従来の顔に対する脂肪吸引では、耳の裏から左右に1箇所ずつ5mm切開し吸引しますが、吸い残しが発生しやすい部位もありました。
当院ではお客様の骨格や脂肪のつき方を見て、顎下や口周りなどごく小さな針穴を作り、極細の精密なカニューレを使って吸引を行います。
0.1CC以下の繊細な吸引をすることで、吸い残しや吸いすぎといったリスクを排除しています。
繊細な吸引方法なので、筋肉や血管など余分な組織を傷つけることはほぼありません。
そのためダウンタイムの副作用も軽減でき、高い効果が期待できます。
また、「フェイスバンド不要」としているクリニックが増えているなかで、当院では良い仕上がりを実現するためにバンドの着用をおすすめしています。
顔の脂肪吸引で効果を出すにはクリニックの選択が重要
顔の脂肪吸引の効果や成果を出すポイントなどを解説しました。
効果が実感できるのは施術から約1ヶ月後、ダウンタイムの腫れ・むくみなどが落ち着く頃です。
ダウンタイムの注意点を正しく理解し、フェイスバンドで圧迫することでリスクを防ぐとともに、理想的な結果へとつながります。
十分な成果を出すためには、顔の脂肪吸引が得意な医師を頼り、カウンセリングで理想像を共有することが大切です。
高い技術力が必要となりますが、シリンジ法で吸引してもらうことで美しく滑らかなフェイスラインを実現できます。
当院の脂肪吸引はシリンジ法を行なっています。
あえて強い陰圧のかかる吸引機器を使用せず、0.1cc以下の繊細な吸引をすることで、吸い残しや吸いすぎといったリスクを排除しています。
繊細な吸引方法なので、筋肉や血管など脂肪以外の組織へのダメージも少なく、そのためダウンタイムの副作用も軽減でき、高い効果が期待できます。