埋没法のダウンタイムの経過は?過ごし方や期間について解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
「埋没法のダウンタイムって長いの?」と疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。
埋没法後のダウンタイムは避けられませんが、正しい知識や過ごし方を知っているかどうかで、ダウンタイムの負担の大きさが変化します。
本記事では、埋没法のダウンタイムについて解説します。
参考にして、少しでもダウンタイムを快適に過ごせるようになりましょう。
埋没法とは?
埋没法とは、医療用の糸をまぶたに通して固定することで二重のラインを形成します。
糸は最終的に皮膚内に埋没されるため、埋没法と呼ばれています。
切開せずに二重を手に入れられるうえに、万が一仕上がりが気に入らなかった場合は、抜糸をすればもとに戻すことが可能です。
費用面でも切開法より安い傾向があるため、埋没法は人気を集めています。
埋没法のダウンタイムについて
埋没法のダウンタイムについて、以下2つのポイントは重要なため、覚えておきましょう。
- 症状について
- 目安となる期間
クリニックからも説明を受けますが、事前知識があるのと無いのとでは話の聞きやすさが変わります。
アフターケアをスムーズに行うためにも、最低限上記のポイントを抑えておくのがおすすめです。
症状について
二重整形埋没法のダウンタイムには、以下のような症状が出ます。
- 腫れ
- むくみ
- 違和感
- 痛み
- 内出血
腫れやむくみ、痛みは比較的治まるのが早く、施術後1週間程度で治まります。
腫れは2~3日後にピークを迎えます。
内出血は、個人差がありますがきれいになるまで2週間ほどかかります。
もし違和感が消えなかったり、逆に強まったりする場合は、クリニックに相談してください。
目安となる期間
埋没法のダウンタイムの目安期間は、およそ1〜2週間程度です。
ただし、ダウンタイムの終了と体の完全回復は別物です。
ダウンタイム終了=体が元通りわけではないため、1週間を経過しても過度な無理は止めておきましょう。
また1か月以上経過しても症状が快方に向かわない場合は、我慢せずクリニックに相談してください。
ダウンタイムの負担軽減のためにできること
ダウンタイムの負担を軽減するためには、以下のポイントを守りましょう。
- 患部を触らない
- 患部を冷やす
- 飲酒や激しい運動などは控えめに
上記の負担軽減のコツを知っているかどうかで、ダウンタイムの過ごしやすさが変わります。
神経質になり過ぎる必要はありませんが、できるかぎり心がけるだけでも違うため、ダウンタイムが辛い人は覚えて実践してください。
患部を触らない
二重整形の施術後は、患部を触らないようにしましょう。
施術後は患部が気になり、無意識に触ってしまう人も少なくありませんが、触れた刺激により回復がより遅くなってしまいます。
洗顔やメイクなどの際も目元周辺には気を使い、触れなければいけない時はソフトタッチを心がけましょう。
また触れるだけでなく、紫外線などの刺激にも注意してください。
患部を冷やす
施術後は患部を冷やしましょう。
施術直後は患部がダメージを負っており、体が修復しようと血流を活発にしたり、体温を上げたりなどの症状が出ます。
そこで患部を冷やすと、血流は穏やかになり腫れなどの症状が軽減できます。
冷やす際は保冷剤をハンカチやガーゼで包み冷やし過ぎに気を付けましょう。
また、強く押し当てすぎると刺激になってしまうため、ソフトタッチを忘れないでください。
飲酒や激しい運動などは控えめに
飲酒や激しい運動は、しばらく控えめにしましょう。
長時間の入浴や温泉、サウナも避けるのがおすすめです。
上記のような行為は、すべて血行を良くします。
普段であれば悪いことではありませんが、施術直後に血流が良くなると内出血の悪化やむくみが長引くことがあります。
クリニックからも禁止事項の指示は出ますので、傷が完全に塞がるまで従ってください。
埋没法のダウンタイムについてよくある質問
埋没法のダウンタイムについて、特によくある質問は以下のとおりです。
- 施術直後目元を隠すおすすめの方法はなんですか?
- メイクやシャワーはいつからOKですか?
- コンタクトレンズの使用はいつから可能ですか?
他にも疑問や相談したいことがあれば、クリニックに相談しましょう。
施術直後目元を隠すおすすめの方法はなんですか?
施術直後目元を隠したい場合は、眼鏡やサングラスがおすすめです。
サングラスはレンズに色がついているため、パッと見ただけでは施術後の跡がわからないでしょう。
眼鏡などがかけられない場合は、メイクで隠すのがおすすめです。
目元へのメイクだけでなくメイクを変えて視線を目元から他の場所に誘導するのも効果的です。
なお、前髪で隠すのはNGです。
外からは見えなくなりますが、毛先が傷を刺激してしまい、患部の状態が悪化します。
メイクやシャワーはいつからOKですか?
シャワーは施術当日から行っても問題ありません。
入浴は翌日から可能ですが長湯は1週間程度避けて頂くのがベストです。
血流が促進されるとダウンタイム症状が悪化する恐れがあるため、手早く済ませましょう。
また当院のアリエルクイックループであれば、施術直後からメイクが可能です。
施術プランによっては、制限がある可能性もあるため、事前に確認しましょう。
コンタクトレンズの使用はいつから可能ですか?
コンタクトレンズの使用は、原則術後3日目からOKです。
3日経つまでは眼鏡など、目に刺激を与えない方法で対応しましょう。
どうしてもコンタクトを使用したい人は、1DAYコンタクトであれば翌日から利用可能です。
ただし、施術当日だけは眼鏡で過ごしてください。
アリエル美容クリニック大宮院ではダウンタイムの短い埋没法を受けられる
埋没法を考えており、かつダウンタイムを少しでも短くしたい方は、ぜひアリエル美容クリニック大宮院で施術をお受けください。
当院独自の手法であるアリエルクイックループは、ダウンタイムを短くしつつきれいな二重を実現します。
腫れも軽減されるため、見た目に対する悪影響も軽く済み、ダウンタイムの快適さを上げられます。
【まとめ】埋没を受ける前にダウンタイムの知識を深めておこう
埋没法を考えている場合は、実際に施術に進む前に、ダウンタイムの知識を深めておきましょう。
ダウンタイムは不便なことや制限事項などもあり、事前知識なしでダウンタイムに入ってしまうと大きなストレスに繋がります。
知識を得て施術後のイメージを具体的にし、対策を知って、負担を減らしたダウンタイムを過ごしてください。
埋没法のダウンタイムは短いと評判が高いですが、具体的なことがわからなければ不安になるものです。
施術に進む前に、日数や症状を知っておき、安心感と納得感を得た状態で施術を受けましょう。