フェイスリフトは何年もつ?施術方法別の持続期間や長持ちさせるコツ
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
フェイスリフトは、顔全体のシワやたるみを改善し、フェイスラインの引き締め効果が期待できる美容施術です。
即効性が高いといったメリットがある反面、多くの方は、施術後どれくらい効果が続くのか気になることかと思います。
結論、フェイスリフトの持続期間は永久ではありません。
効果が続く期間をあらかじめ知っておくことで、安心して施術が受けられます。
この記事では、フェイスリフトの施術種類別の持続期間と長持ちさせるコツについて解説します。
施術を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
:フェイスリフトの種類と持続期間
フェイスリフトの種類は、以下の2つです。
- 切るフェイスリフト(切開リフト)
- 切らないフェイスリフト(糸リフト)
切るフェイスリフトは、皮膚を切開して行う施術です。
切開したのち縫合することで、リフトアップを試みる施術です。
一方、切らないフェイスリフトは、糸リフトとも呼ばれる施術で、糸を皮膚の内側に挿入して引っ張り上げることでお顔を引き締めます。
施術方法によって、持続期間は大きく違います。
また、費用・ダウンタイム・実感できる効果・身体への負担もそれぞれ異なります。
各施術の詳細をしっかりと理解し、自分にあった施術を選ぶことが大切です。
切るフェイスリフトは何年もつ?
切るフェイスリフトは、こめかみや耳の後ろを切開し、皮膚や筋膜を直接引き上げることによりたるみの原因を根本的に解消します。
目に見えるはっきりとした効果を期待される方に適した施術です。
たるみ予防効果も期待できるため、現状お肌がたるんでいない方にもおすすめです。
一度切ることでマイナス5-10才程度の若返り効果が望め、半永久的に効果は持続します。
また、糸リフトよりも効果を実感しやすいです。
一方で、施術にやや時間がかかったりダウンタイムが長い、傷跡が残る点はデメリットだといえます。
皮膚の切開および剥離を行うため、傷跡が残りやすく身体への負担もかかりやすくダウンタイムは4~12週間程であり、その期間は赤み・腫れ・内出血等の症状が起こります。
少しずつ落ち着いてきますが、傷跡に関しては目立たなくなるまで半年ほど時間が必要となる場合もあります。
切らないフェイスリフト(糸リフト)は何年もつ?
切らないフェイスリフト(糸リフト)は、「コグ」とよばれるトゲがついた医療用の糸を皮膚に埋め込み、引っ張り上げる施術です。
効果の持続期間は、約1~3年です。
維持には定期的なメンテナンスが必要となりますが、魅力も多数あります。
施術時間は30分以内でおさまるうえ、傷跡が残りません。
また、費用も切るリフトより安く抑えられます。
切開に抵抗がある方や気軽に美容医療を受けてみたい方にもおすすめです。
自然な仕上がりになるので、周りにバレたくない場合にも安心して受けていただけます。
一方で、たるみが強い場合など、症状によっては糸リフトだけでは見込める効果が不十分となることも。
なかには、追加で別の施術と組み合わせる必要があるケースもあります。
フェイスリフトの効果が切れたらどうなる?
切るフェイスリフト(切開リフト)・切らないフェイスリフト(糸リフト)ともに、効果が切れても一気に老け込むことはありません。
時間をかけて少しずつたるみを感じ始めるイメージです。
しかしながら、効果が薄れてきた時に不安に感じることもあるでしょう。
気になる時には、再び施術を受けることをおすすめします。
糸リフトついては、基本的に回数制限はありません。
「効果が切れたかな?」と気になるタイミングで、施術を受けたクリニックへ相談してください。
しかし、切るフェイスリフトは身体に負担がかかるため何度も行えない施術です。
その分持続効果も長いため、頻回に施術を受ける必要はありません。
リスクやデメリットも踏まえ、事前にカウンセリングで気になる点は質問しておくとよいでしょう。
切るフェイスリフトの効果を長持ちさせるコツ
切るフェイスリフトの効果をできるだけ長持ちさせるためには、術後のケアを徹底する必要があります。
また、しばらくは傷跡を刺激しないように扱うことも大切です。
化膿してしまったなど、皮膚に異常を感じるようであれば早急に担当医に相談してください。
症状が落ち着いた後は、保湿や紫外線対策をしっかり行いましょう。
切らないフェイスリフトの効果を長持ちさせるコツ
切らないフェイスリフトの効果を長持ちさせるコツは以下の3つです。
- 顔に負担がかかる動作は控える
- 定期的にメンテナンスを行う
- 信頼できる医師のもとで施術を受ける
どれも大切なことなので、実践しましょう。
顔に負担がかかる動作は控える
施術後しばらくは、大きく口を開けたり、マッサージをしたりといった、顔に負担がかかる動作を控えるべきです。
挿入した糸がズレて、バランスが崩れてしまう恐れがあるためです。
固い食べ物は避け、食事はやわらかいものを少しずつ食べるようにしましょう。
マッサージは、糸が馴染むまで1ヶ月以上期間をあけて行ってください。
定期的にメンテナンスを行う
持続期間が短いため、効果を長続きさせるために定期的にメンテナンスを行うことをおすすめします。
先述したとおり、糸リフトの施術は基本的に回数制限がありません。
また、定期的に施術を受けることで、体内に入れた糸が細胞を刺激しコラーゲンの生成を促すため、肌のハリやツヤを維持する効果も期待できます。
信頼できる医師のもとで施術を受ける
フェイスリフトを成功させるためには、高い技術力が重要です。
効果のもちや完成度は、担当する医師の腕にかかっています。
経験が豊富であり、カウンセリング、アフターフォローともに充実しているクリニックで施術を受けましょう。
クリニック選びで悩んだ際は口コミやサイトの症例を参考にするとよいでしょう。
アリエル美容クリニック大宮院ではオーダーメイドな施術を行っています
アリエル美容クリニックでは、患者様ひとりひとりにあったオーダーメイドな施術を実施しています。
ご好評をいただいている糸リフトでは、たるみの部位やご予算に応じてベストな提案をさせていただいております。
糸リフトだけでは効果が十分に見込めない場合は、ヒアルロン酸など他の施術と組み合わせることでより高いアンチエイジング効果が期待できます。
きれいな引き上げを行うには、使う糸の本数や種類、角度などを適切に判断できる医師のスキルが必要です。
当院では若返り治療を得意とする医師がフェイスリフトを行うので、初めての方でも安心してフェイスリフト施術を受けていただけます。
【まとめ】フェイスリフトの持続期間は施術方法によって異なる
フェイスリフトの効果は永久的ではありません。
また、施術方法によっても持続効果が異なります。
長い持続効果を期待するのであれば、切るフェイスリフト(切開リフト)がよいでしょう。
気軽に施術を受けてみたいとお考えであれば、切るフェイスリフトよりも持続期間は短くなりますが、切らないフェイスリフト(糸リフト)がおすすめです。
他にも、各施術のメリット・デメリットを踏まえたうえで自分に適した方法を選ぶことが大切です。
症例数やスキル、カウンセリングに力を入れているクリニックを選ぶと失敗は少ないでしょう。
アリエル美容クリニック大宮院では、フェイスリフトが何年もつか丁寧に説明したうえで施術を実施します。
そのほかにも、ダウンタイムや施術の特徴などをカウンセリング時にしっかりとお伝えしますので、ぜひお気軽にご来院ください。