ヒアルロン酸注入による副作用やリスクはある?症状を抑えるコツも解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
ヒアルロン酸注入は、手軽にシワ改善や涙袋形成ができることから「プチ整形」として人気を集めています。
このようにプチ整形として知られていますが、副作用やリスクが伴うことをご存知でしょうか?
本記事では、ヒアルロン酸注入による副作用やリスクについて詳しく解説していきます。
副作用を知らずに施術を受けてしまうと、思わぬトラブルになる可能性もあるため、ぜひ最後までご覧ください。
ヒアルロン酸注入とは?
ヒアルロン酸注入とは、ヒアルロン酸が含まれた製剤をシミやたるみが気になる部分に注入し、改善を図る施術です。
製剤によって皮膚が持ち上がることで、シワやたるみの改善を期待できます。
ほかにも涙袋や唇などを形成することも可能です。
所要時間は部位によっても異なりますが、10分〜20分程度で終了します。
カウンセリングを含めても1時間程度で終わるため、忙しい方でも受けやすいのが特徴です。
なおヒアルロン酸注入は、半永久的な効果は期待できません。
個人差がありますが、一般的に1年〜2年程度で徐々に効果が薄れていきます。
そのため、効果を維持したい方は、定期的に施術を受けたり、根本的な改善を目指せる施術を受けたりする必要があります。
ヒアルロン酸注入に期待できる効果
ヒアルロン酸注入は、主に下記のような効果を期待できます。
- シワやたるみ改善
- 涙袋や唇、鼻の形成
ほかにも豊胸や輪郭形成なども可能です。
ここでは、ヒアルロン酸注入に期待できる代表的な効果を詳しく解説していきます。
シワやたるみ改善
1つ目の効果は、シワやたるみの改善です。
加齢とともに、ほうれい線やマリオネットライン、目尻の小じわなどが目立ち、悩みを抱えている方も少なくありません。
シワが気になる部分にヒアルロン酸を注入することで、皮膚が内側から持ち上がり、シワやたるみの改善を期待できます。
注入部位には、自然なボリュームが出るため、より若々しい印象を目指すことができます。
なお眉間やおでこのシワなど、表情を動かした際にできるシワは、ボトックス注入が適応の可能性があります。
詳しくは、カウンセリングの際に医師に相談してください。
涙袋や唇、鼻の形成
涙袋や唇のボリュームをアップさせたい場合もヒアルロン酸注入がおすすめです。
少量のヒアルロン酸を目の下に注入することで、ぷっくりとした自然な涙袋を手に入れられます。
メイクで描く手間が省けるうえに、横から見ても膨らみがあるため、よりナチュラルに仕上がるのが特徴です。
ほかにもヒアルロン酸注入で鼻筋を高くすることもできます。
プロテーゼなど切開を伴う施術に抵抗がある方は、ヒアルロン酸注入を検討してみてください。
ヒアルロン酸注入による副作用やリスク
ヒアルロン酸注入は、プチ整形と呼ばれており、手軽に受けられるのが魅力です。
しかし、プチ整形であっても下記のような副作用やリスクが伴います。
- 痛み
- 内出血
- 腫れや赤み
- チンダル現象
- アレルギー反応
- 血管閉塞
術後に焦ることがないよう、詳しく理解しておきましょう。
痛み
ヒアルロン酸注入は、注射器で製剤を注入する際にチクッとした痛みが伴います。
細い針を使用するため、耐えられないほどの強い痛みではありません。
もし痛みが不安な場合は、笑気麻酔や麻酔クリーム、冷却などの痛み対策を施してくれるクリニックを選びましょう。
内出血
術後は、針による刺激で内出血が生じる可能性があります。
内出血は、長くても2週間程度で治まるため、様子をみましょう。
広範囲に広がることはほとんどないうえに、コンシーラーで隠せる程度の症状です。
腫れや赤み
ヒアルロン酸が注入部位周辺の水分を吸収することで、腫れが生じる可能性があります。
これらは、一時的な症状であり、1週間程度で治まります。
ほかにも針の刺激によって、腫れや赤みが生じる可能性もありますが、むやみに触らず安静に過ごすことが大切です。
チンダル現象
皮膚からヒアルロン酸が青白く透けて見える状態のことを「チンダル現象」と呼びます。
主に皮下組織の浅い層に製剤を注入することで生じます。
基本的に時間経過とともに改善されることはありません。
ヒアルロン酸溶解剤を使用し、製剤を溶かすことで改善できます。
特に皮膚が薄い方で目元や唇などの皮膚が薄い箇所はチンダル現象が起きやすく多かれ少なかれ症状が生じる可能性があるため、量を加減して注入するのが良いでしょう。
アレルギー反応
ヒアルロン酸は、人間の体内に存在する成分のため、アレルギー反応を起こすリスクが低いとされています。
しかし、なかには製剤に含まれている添加物や不純物によってアレルギー反応を起こす方もゼロではありません。
アレルギーを発症すると、蕁麻疹・かゆみ・発疹・呼吸困難などの症状が現れることがあります。
術後に明らかな異変が生じた場合は、速やかにクリニックへ相談しましょう。
血管閉塞
誤って血管内にヒアルロン酸を注入してしまうと、血管が詰まってしまい、血管閉塞を起こす恐れがあります。
ほかにもヒアルロン酸が血管を圧迫してしまい、血流が滞ってしまうケースも。
稀な事例ではありますが、最悪の場合は壊死や失明を起こす恐れもあります。
ヒアルロン酸注入による副作用を抑えるポイント
ヒアルロン酸注入による副作用を抑えるポイントは、下記があげられます。
- スキルの高い医師のもとで受ける
- 腫れや内出血を軽減したい場合は患部を冷やす
まずは、スキルの高い医師のもとで施術を受けましょう。
ヒアルロン酸注入の実績や症例が豊富であったり、口コミ・評判が良かったりする医師は、患者からの満足度が高い傾向があります。
副作用を抑えてヒアルロン酸注入を受けたい方はアリエル美容クリニック大宮院へ
副作用を抑えてヒアルロン酸注入を受けたい方は、アリエル美容クリニック大宮院へお越しください。
当クリニックには、ヒアルロン酸注入の実績や症例が豊富な医師が在籍しています。
1人ひとりの悩みや希望に合わせた施術を提供いたします。
シワ改善や涙袋形成などに加えて、豊胸や輪郭形成なども扱っています。
また当クリニックでは、余ったヒアルロン酸は施術から1ヶ月以内であれば無料で再注入が可能です。
施術後に「ボリュームが足りない」「左右差が気になる」といったことがあれば、遠慮なくご相談ください。
なお当クリニックでは、公式サイトやLINE、電話からカウンセリングの予約を受け付けています。
当クリニックに興味がある方は、ぜひ一度ご来院ください。
【まとめ】事前にヒアルロン酸注入によるリスクを理解しておこう
ヒアルロン酸注入は、痛みや内出血、腫れなどの副作用が伴います。
稀ではありますが、アレルギー反応や血管閉塞など重篤なリスクもあります。
万が一の事態に備えて、副作用やリスクについてはきちんと理解しておくことが大切です。
アリエル美容クリニック大宮院では、副作用を最小限に抑えてヒアルロン酸注射を実施しています。
内出血や腫れなどの症状が起こる可能性はあるものの、生活に支障を来すほど深刻化することはほとんどありません。
ぜひ1度カウンセリングにお越しください。