エラボトックスの効果持続期間はいつまで?メリットや注意点も紹介
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
「エラ張りを目立たなくしたい」「輪郭をすっきりさせたい」など、このようなエラ張りによる悩みの改善には、エラボトックス注射がおすすめです。
一方で、ボトックス注射の効果期間はどのくらいか、疑問を持っている方も多いでしょう。
本記事では、エラボトックス注射の特徴や効果持続期間を解説します。
また、エラボトックスの注意点も紹介するので、参考にしてください。
エラボトックス注射の効果期間
エラボトックス注射の効果期間は、体質や注入する製剤によって異なりますが、およそ4ヵ月から半年程度です。
注入したボトックスの効果は少しずつ薄れていき、やがて元の状態に戻ります。
注入後の状態を維持したい方は、定期的な注入がおすすめです。
また追加でボトックスを注入する場合は、3〜4か月間隔で継続することで、より効果を実感しやすくなります。
当院では3~4ヶ月以内に同部位のボトックス施術を受けられる方は10%オフとさせていただいています。
そもそもエラボトックス注射とは
エラボトックスとは「ボツリヌストキシン」を含む製剤を、エラの部分にある咬筋に注射することで、さまざまな効果が期待できる治療法です。
エラボトックス注射は切開を伴わない治療であるためダウンタイムが短く、治療後すぐに普段の生活に戻れる点が魅力です。
ここからはエラボトックスについて詳しく解説します。
エラ張りの改善が期待できる
一般的にボトックスと呼ばれるA型ボツリヌス毒素製剤は、筋肉の動きを抑制する働きをもっています。
エラと呼ばれる部分に注入すると咬筋の動きが抑制され、次の2つの効果が期待できます。
- エラ張りが改善されることによる小顔効果
- 歯ぎしりや食いしばりの改善
咬筋の発達が原因で顔が大きく見える場合は、ボトックスを注入することで小顔に近づくことが可能です。
また、食いしばりやガムをよく噛む方は、咬筋が発達している場合が多い傾向にあります。
痛みを緩和できる治療法
エラボトックス注射は、注射の際にチクっとした痛みが生じます。
痛みの感じ方は人それぞれですが、痛みに対して不安な気持ちをお持ちの方も少なくないでしょう。
ボトックス注射は麻酔が使用できる治療法です。
痛みを全てなくすことはできませんが、注射の痛みを軽減できます。
クリニックによって取り扱っている麻酔の種類はさまざまですので、カウンセリングの際にご確認ください。
なお、治療当日は麻酔の効果が十分にあらわれていることを確認してから治療を開始しますので、ご安心ください。
治療を受けられない人もいる
エラボトックス注射は、以下に該当する方は治療を控えていただく場合があります。
- ボトックスアレルギーの方
- 妊娠中・授乳中の方
- 妊活中の方
上記以外にも持病をお持ちで通院中の方や、何らかのアレルギーをお持ちの方はカウンセリングの際に医師にお伝えください。
詳しくお話しを聞きボトックス注射が可能か診断いたします。
エラにボトックスを注入する方だけでなく他の部位へ注入する際も同様ですので、必ず医師に伝えましょう。
エラボトックス注射のメリット
ここからは、エラボトックス注射のメリットについて具体的に解説するので、自分の理想に合っているか確認しながら読み進めてみてください。
治療時間・ダウンタイムが短い
エラボトックスは切開を伴わない治療法であるため、治療時間やダウンタイムが短い点がメリットとして挙げられます。
治療後は、問題がなければすぐに普段の生活に戻ることができます。
クリニックの帰りにショッピングに行ったり、仕事に戻ったりすることも可能です。
仕事や育児で忙しい方でも、大きなスケジュール調整をせずに悩みの改善が目指せる点も魅力の1つです。
手軽に試せる
ボトックス注射は、手軽に試せる点もメリットの1つです。
治療前までに準備するものは特にありません。
ボトックス注射もカウンセリング当日に受けられるため、手軽さが魅力の治療法です。
治療時間そのものは10分~20分程度と短いため、繰り返しボトックス注射を検討している人もあまり負担を感じずに継続できるでしょう。
周囲に気付かれにくい
エラ張りを友人や会社の人などに気づかれずに、改善したいと考えている人もいるでしょう。
ボトックス注射は、効果が少しずつあらわれるため、治療を受けたことを周囲の人に気付かれにくいです。
また、稀に注入場所に赤みや腫れなどの症状が生じる場合がありますが、メイクやマスクで隠すことができるため、あまり心配しなくても良いでしょう。
エラボトックス注射の注意点
エラボトックス注射の注意点は、以下の3つです。
- 一時的に硬い食べ物が噛みにくいと感じる
- 注射による腫れや内出血
- 頬がコケて見える場合もある
それぞれについて具体的に解説するので、注意点を踏まえたうえでエラボトックス注射を検討しましょう。
また、分からないことや疑問点が生じた場合は決してそのままにせず、医師やスタッフに確認してください。
一時的に食べ物が噛みにくいと感じる
ボトックスの作用により、咬筋の動きが抑えられるため、硬い食べ物が噛みにくいと感じる場合もあります。
長くても1ヵ月ほどで気にならなくなるため、様子を見ながら改善を待ちましょう。
注射による腫れや内出血
稀に注射による腫れや内出血が起こる場合がありますが、腫れは軽く、内出血は2週間程度で落ち着くでしょう。
気になる場合は、ファンデーションやコンシーラーで隠すことが可能であるため、あまり心配する必要はありません。
ただし、内出血などの症状が出ている間は、過度な飲酒・激しい運動・サウナは望ましくありません。
体温の上昇により血行が促されるため、内出血が悪化する恐れがあります。
そのため、できるだけ安静に過ごしましょう。
頬がコケて見える場合もある
エラの張りが改善すると、咬筋のふくらみが少なくなります。
そのため、これまで気にならなかった頬のコケが目立つようになる方もいらっしゃいます。
頬骨が目立つ方やコケが気になる方は、カウンセリングの際に医師に相談しておきましょう。
エラボトックス注射はアリエル美容クリニック大宮院へお任せください
エラの悩みを改善してすっきりとした輪郭に近づきたい方は、アリエル美容クリニック大宮院にお任せください。
当クリニックではボトックス注射に精通した医師が在籍しており、患者様ひとり一人にあったデザインをご提案しています。
また、大宮駅西口より徒歩1分といったアクセスのよい場所にクリニックがあるため、公共交通機関をよく利用する方はとても利便性が良いでしょう。
まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。
【まとめ】エラボトックスの効果持続期間は4ヵ月から半年程度
エラボトックス注射の効果持続期間は半永久的ではありません。
3ヵ月から半年程度と一時的であるため、注入後の状態を維持したい方は、定期的な注入がおすすめです。
追加注入しない場合は、徐々に元の状態に戻るため、まずは1度試してみたいという人にも向いています。
このようなボトックスの特性を理解したうえで、エラボトックス注射を検討してみてはいかがでしょうか。
アリエル美容クリニック大宮院では、エラの張りに悩んでいる方に向けたボトックス注射を実施しています。
経験豊富な医師が担当するため、高い効果を実感していただきやすいです。
効果の持続期間についても説明をしたうえで施術を行っているため、疑問や不安がある方も安心してご来院ください。