二重埋没法の失敗例とは?回避のカギはクリニック選びにあり!
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
二重埋没法は、メスを入れず糸でまぶたを留めるだけで簡単に二重が完成する二重整形術です。
気軽に受けられるプチ整形として人気の埋没法ですが、体験者からは失敗したという声も少なからず聞かれます。
埋没法を検討されている方の中にも、失敗や後悔の意見に不安を覚える方も多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では埋没法の失敗例と失敗が生じる理由、起こりうるリスクや失敗回避のカギを握るクリニック選びについて解説します。
二重埋没法の失敗例とは?
二重埋没法の経験者からは、「理想の仕上がりにならなかった」「まぶたに糸玉のしこりができた」などの失敗エピソードが聞かれます。
これらの仕上がりや術後の症状について、失敗につながる原因とともに解説します。
二重ラインが理想と異なる
理想の二重ラインになるかどうかはもともとのまぶたの状態によって異なるため、イメージ通りの仕上がりになるとは限りません。
まぶたの皮膚や脂肪が厚かったり目頭の蒙古ひだ(目頭を覆う皮膚)が張っている場合、埋没法により目が腫れぼったく眠たそうに見える可能性があります。
また、人間の顔は左右非対称のため、手術後に両目の大きさや二重幅に差が出ることも考えられます。
まぶたに糸玉のしこりができる
まぶたにしこりができる失敗は、糸の結び目が皮膚表面の浅いところにある場合に起こります。
裏側から糸を掛けて糸玉がポコつかないように・また術後の腫れを抑える特殊な埋没法
アリエルでは”アリエルクイックループ”により、糸玉のしこり見えないようにすることが可能です。
目の開閉に違和感がある
施術後、目がゴロゴロする、目の奥が痛む、上を向いた際に目が突っ張る などの違和感をおぼえる方もいます。
これらの症状は通常施術から1週間程度で消えますが、万が一1ヶ月以上続く場合は抜糸が必要なケースもあります。
二重の食い込みが強すぎる/弱すぎる
糸の食い込みが強すぎ違和感がある状態は、施術後徐々に改善していくため心配ありません。
一方で食い込みが弱い場合は、糸が緩んでいたり、まぶたの皮膚が厚く二重ラインがうまく折り込めていない可能性が考えられます。
糸が飛び出している
本来まぶたの中にあるはずの糸の結び目や切れた糸がまぶたから飛び出し、表面に露出することがあります。
人間の体には異物を外に押し出そうとする働きがあるため、ごく稀に埋め込んだはずの糸が表面に押し出されてしまうのです。
一度出てきてしまった糸を再度埋め込むのは感染リスクが高まるため、抜糸し手術しなおす必要があります。
二重埋没法の失敗以外に知っておくべきリスクについて
二重埋没法でのリスクとして、主に6つの症状が挙げられます。
失敗の可能性とは別に、リスクがあることを理解して手術に臨むことが大切です。
まぶたの腫れ・内出血
まぶたの腫れや内出血は、施術後1週間10日程度、長い方で1ヶ月ほどのダウンタイム中に起こる症状です。
二重幅を広く設定しすぎたり、アトピー性皮膚炎でまぶたに炎症が起こり皮膚が硬化したりしている場合に起きやすい症状ですが、自然に引いていくため、施術後に処方される薬を服用しながら様子をみましょう。
ものもらい
埋没法後のものもらいは、使用する糸が瞼板腺(けんばんせん)というまぶたの縁にある皮脂腺を詰まらせることで発症します。
点眼薬などで治療する必要があるため、施術後のトラブルにも対応してくれるクリニックを選ぶと安心です。
感染症の併発
他の外科的手術と同様、埋没法でも糸を入れた傷口付近からバイ菌が侵入し、腫れや痛みを生じる場合があります。
まぶたは感染症を起こしにくい部位であるため発症の確率は低いとされていますが、万一症状があらわれた場合は、抗生剤の処方などの適切な処置を受けましょう。
手術糸に対するアレルギー反応
埋没法には心臓血管外科でも使用される体内に埋め込んでも安全なナイロン糸が使用されますが、体が異物と判断しアレルギー反応を起こす方もいます。
アレルギーが起こった場合、埋没部分にニキビのような症状があらわれるため、抜糸する必要があります。
飛び出した糸による眼球の損傷
糸がまぶたの裏側に露出している場合、眼球に当たり痛みや痒み、充血などが起こり、角膜を傷つけるおそれがあります。
最悪の場合視力低下や失明につながるため、早急にクリニックに相談しましょう。
糸が取れて元通りに
埋没法のデメリットとして、まぶたを数か所糸で留める手軽な手術である特性上、糸が取れて元に戻りやすいことが挙げられます。
ただ、あまりに短期間で糸が取れ二重のラインがなくなった場合は、失敗の可能性も考えられます。
こすりすぎやハードコンタクトの使用でも取れやすくなるため、施術後触れすぎないよう注意しましょう。
二重埋没法の失敗率はクリニックによって異なる
二重埋没法の失敗率には医師の技術力が大きく影響するため、明確な数字で表すことはできません。
また、医師側と患者側それぞれの失敗の認識には差があり、どこまでを失敗と捉えるかによっても変わります。
理想通りにならなかったという失敗は、カウンセリング時に医師と仕上がりイメージの共有ができていれば避けられた可能性が高いでしょう。
失敗率を下げるためには、技術力の高い医師の施術を受けることが重要です。
二重埋没法の失敗回避のカギはクリニック選びにあり!
二重埋没法での失敗を回避し納得のいく仕上がりを得るために重視したいのが、信頼できるクリニック選びです。
埋没法を検討する際、チェックすべきクリニック選びのポイントを解説します。
腕の良い医師が在籍している
二重埋没法の成功のカギは、医師の技術力にあるといっても過言ではありません。
技術力をはかるのに役立つのが、クリニックの公式HPに掲載されている症例写真や実績、医師の経歴です。
アリエル美容クリニックのHPでは、二重埋没法を受けられた患者様のお写真を年代・性別から検索してご覧いただけます。
丁寧なカウンセリングを受けられる
二重埋没法では、カウンセリングを通して医師と仕上がりイメージをすり合わせることが大切です。
丁寧なカウンセリングが設けられていれば、ただ理想を伝えるだけでなく、イメージを共有したうえで理想に近い自然な仕上がりになる方法の提案を受けられるでしょう。
アフターフォローが充実している
二重埋没法のリスクを理解して手術に臨んでも、術後不安になることがあるでしょう。
そんな時頼りになるのが、診察や薬の処方などのクリニックで受けられるアフターフォローです。
アリエル美容クリニックでは、アフターフォローとして何度でも無料で診察いたします。
万一皮膚トラブルが起こった場合のお薬代も無料ですので、施術後も安心してお過ごしいただけます。
よくある質問
二重整形の埋没法に関する、よくある質問は以下の2つです。
- 埋没法は何回もやり直しできますか?
- 埋没法のやり直しはいつから可能ですか?
埋没法は何回もやり直しできますか?
埋没法はやり直しができる施術ですが、基本的に3~4回が限度です。
繰り返し施術を受けることでまぶたに負担が蓄積され、きれいな二重のラインを維持するのが難しくなってしまいます。
また、何度も施術を受けることで糸が頻回に取れやすくなるため、おすすめできません。
埋没法のやり直しはいつから可能ですか?
埋没法のやり直しは、腫れなどの症状が完全に落ち着く施術後1ヶ月以降、可能であれば3ヶ月開けることをおすすめします。
二重埋没法に失敗しないためにクリニック選びを重視しよう
二重埋没法の失敗を回避するためには、信頼できる腕のいい医師の手術を受けることが重要です。
また、アフターフォローが充実したクリニックを選べば、術後のリスクにも落ち着いて対処できるでしょう。
アリエル美容クリニックは、カウンセリングから施術、アフターケアまで患者様に寄り添った親切丁寧な対応でご好評をいただいています。
ご予約はLINE・WEB・お電話にて随時受付ていますので、お気軽にご相談ください。