二重整形埋没法の持続期間に個人差がある理由!長く保つポイントは?
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
二重整形にはメスで皮膚組織を切ってから縫合をする切開法と、糸を留めて皮膚を縫合する埋没法の2つの方法があります。
切開法は一度施術を行えば効果が半永久的に続くことで有名ですが、埋没法の場合は二重のバランスが崩れてしまう可能性があるため注意が必要です。
では持続期間に制限がない切開法がおすすめかというと、そうではありません。
術式が違えば、当然メリットやデメリットも異なるため、事前の理解を広げることが大切です。
二重整形の持続期間
二重整形埋没法は、効果がいつまでも続く施術ではなく、糸が取れて元の状態に戻ってしまう可能性があるため注意が必要です。
持続期間は早い人の場合数ヶ月〜半年で糸が取れてしまうケースもありますが、十年以上にわたり二重の状態が続いている人もおられます。
切開法の場合、効果は半永久的に継続しますが、難易度が高く失敗のリスクも伴います。
埋没法の特徴
埋没法は医療用の糸を使ってまぶたを固定し、二重を作る施術です。
メスを使わないため施術時間は約10分と短く、ダウンタイムは1〜2週間で終えられます。
手軽に受けられることでも人気の施術ですが、切開法のように永続的な二重を実現することはできません。
持続期間は平均で3〜5年といわれることもありますが、個人差があるため適応を確かめた上で判断することが大切です。
切開法の特徴
切開法は皮膚を切開した後に縫合も行うため、施術には60〜90分の時間を要します。
またダウンタイムは約3ヶ月と非常に長く、内出血や腫れなどの副作用が強く出る傾向にあります。
切開法は埋没法と違い、効果が半永久的に続くことが大きな利点ですが、潜在的なリスクは高いことも特徴の一つです。
二重整形埋没法の持続期間に個人差がある理由
埋没法の持続期間には個人差がある理由は以下の4つに分けられます。
- まぶたの厚みが違うため
- 二重幅を広くしすぎたため
- まぶたに過剰な刺激を与えたため
- 医師の技術力が異なるため
持続期間の違いは、運悪く糸が偶然取れてしまうようなものではなく、然るべき理由があります。
まぶたの厚みが違うため
まぶたが厚い人でも、埋没法自体は可能です。
ただしまぶたが厚いと、その分脂肪や重量も多くなるため、留めた糸が緩みやすくなる可能性があります。
そのためクリニックによっては、まぶたの厚みや皮膚内の脂肪量を確認した上で適応がないと判断した場合は、埋没法をお断りするケースもあります。
二重幅を広くしすぎたため
まぶたに厚みがあり、さらに二重幅を広くしすぎた場合にも糸が取れやすくなるおそれがあるため注意が必要です。
二重幅が広くてもまぶたの厚みが少ない人だったり、糸の留め方、留め数が理想的であったりすれば取れてしまうリスクは少ないでしょう。
しかし二重が崩れるリスクを最小限に抑えるためには、二重幅を抑えることが望ましいです。
幅が7mm以上になると、持続期間にも難が出る可能性があります。
まぶたに過剰な刺激を与えたため
施術後はまぶたに髪の毛よりも細い医療用の糸を留めてある状態です。
擦る、引っ張るなどの行為を、強く何度も行えばその分ダメージが蓄積されます。
まぶたへの刺激を減らすため、日頃の癖にも注意する必要があります。
特に花粉症の症状のある人は、シーズンになるとつい目を擦ってしまうこともあるでしょう。
医師の技術力が異なるため
たとえ同じ術式を採用していても、医師の技術力によって仕上がりには大きな差が出ます。
たとえば、施術では深く糸を留めることで糸が露出するリスクを抑えられますが、緩みやすくなり、持続力に難が発生するでしょう。
そのため医師は糸の深さの調整を注意して行いますが、そこで技術力が問われます。
糸の留め数を増やすことも持続力を向上させるポイントの一つですが、やはり技術力によって成果が異なります。
二重整形埋没法の持続期間を長くするには
二重整形埋没法の持続期間を長くするには、以下の3つの項目に留意しましょう。
- まぶたへの負担を少なくする
- 埋没法が得意な医師から施術を受ける
上記の3つの項目が守れていないと、持続力が弱くなるおそれがあるため注意が必要です。
まぶたへの負担を少なくする
糸が取れてしまう要因の多くは、まぶたへの負担です。
まぶたへの刺激は日頃から意識していれば極力抑えられますが、テニスやバレーなど、ボールが目の周辺に当たってしまうことも考えられます。
また、睡眠中無意識に掻いてしまうこともあるでしょう。
このような要因すべてに対処することは非常に難しいですが、できる限りリスクを減らすことが好ましいです。
埋没法が得意な医師から施術を受ける
埋没法は医師の美術によって仕上がりが異なります。
技術力は糸の持続だけではなく、見た目にも大きな影響を与えます。
また実績のある医師であれば、埋没法へ適応がないと判断した場合、無理に施術を勧めることはありません。
まぶたに違和感がある場合の対応
まぶたに違和感がある場合は、糸が出ていたり、二重のバランスが悪くなっていたりしないか一度確認をしてください。
もし何らかの不具合があれば、クリニックに連絡し再度二重を作ってもらうか、抜糸をしてもらう必要があるでしょう。
そのままにすると、痛みや腫れなど、何らかのリスクに発展するおそれがあります。
埋没法は永久に二重を持続させるものではないので、いつかは糸が取れてしまうリスクがあるため注意しましょう。
二重整形をご希望の際はアリエル美容クリニック大宮院へ
アリエル美容クリニック大宮院の二重整形では切開法、埋没法ともに用意しています。
しかし切開法には多くのリスクが付きまとい、名医と呼ばれる人でも成果を100%保証するものではありません。
そのため切開法ではなく、埋没法を希望されるお客様も非常に多いですが、まずは適応があるかどうか確認が必要です。
たとえ他のクリニックで、二重整形は切開法が望ましいと診断を受けた人でも、アリエル美容クリニック大宮院では切らずに二重を実現できたケースもあります。
埋没法では持続力を高めるために、糸のかけ方にこだわっています。
仕上がりと持続力に優れ、ダウンタイムを抑えられる絶妙なラインへの調整が可能なのが、当院の医師の強みです。
まぶたが厚い人でも、糸の留め数を増やすことで持続力をキープできます。
埋没法に適応があるか心配な人は、まずは当院で診断を受けてみてください。
まとめ
二重整形の術式は、大きく分けて切開法と埋没法の2種類です。
切開法であれば半永久的な効果が見込めますが、埋没法の場合は持続期間が制限されます。
持続期間には個人差があり、まぶたの厚い人や二重幅を広くしすぎた場合は糸が緩みやすくなる傾向があります。
高い技術を持つ医師から施術を受け、まぶたに刺激を与えず過ごすことが持続期間を長くするポイントです。