アリエル美容クリニック/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

COLUMN

顎下の脂肪吸引後はいつまでフェイスバンドを着用するべき?

記事監修医師プロフィール

アリエル美容クリニック 院長/医師

鈴木桂介

  • 帝京大学医学部医学科 卒業
  • 順天堂大学練馬病院
  • 越谷市立病院
  • 都立大塚病院
  • 大手美容クリニック 川越院院長
  • アリエル美容クリニック開業

顎下の脂肪は、運動や食事制限をしてもなかなか落ちないものです。

顎下へ脂肪吸引をする利点は、運動や食事制限をしなくても短期間で小顔を実現できることです。

術後にはフェイスバンドによる圧迫固定をすることで、リスクを抑え理想的な結果に導きます。

実はこのフェイスバンドの圧迫固定が、成果を出すための非常に重要な項目です。

もしフェイスバンドの着用をしなかった場合は様々なリスクを誘発するおそれがあります。

フェイスバンドで外圧迫をする理由や、着用期間、注意点について見ていきましょう。

顎下の脂肪吸引後にフェイスバンドを着用する理由


顎下の脂肪吸引後にフェイスバンドの着用が必要な理由は、ダウンタイム中の内出血や腫れ・むくみを抑制するためです。

ダウンタイムを短縮することで、患部を様々なリスクから守ります。

ただしクリニックによっては脂肪吸引と糸リフトを併用すればフェイスバンドは必要ではないと謳っているケースもあります。

しかし理想的な結果を得るためには、フェイスバンドを着用した方が良いです。

当院でも糸リフトの施術を扱っていますが、併用した場合でもフェイスバンドによる圧迫をお願いしています。

顎下の脂肪吸引後のフェイスバンドはいつまで着用する?

術後のフェイスバンドの着用期間の目安は2〜3日です。

家にいる時だけ着用すれば良いものではなく、施術直後は持続して着けることが理想です。

とはいえ、フェイスバンドの着用に関する認識は、クリニックによって差があります。

たとえ認識や考え方に多少の違いはあっても、信頼できる医師を頼っていれば問題ありません。

着用すれば副作用はほとんど発生しない?

フェイスバンドを着用すればダウンタイム中の副作用を抑えられますが、ほとんど発生しないわけではないため注意してください。

術後の内出血や腫れなどの副作用は、傷口の修復プロセスで起こるものです。

しかし組織内を傷つければ血腫のリスクも少なからず発生します。

フェイスバンドによる圧迫はリスクを最小限に抑える役割を担っているため、必ず着けましょう。

クリニックによって着用期間に違いはある?

クリニックによって、着用期間に差はあります。

たとえば当院では「最低でも2日間の持続的な圧迫」をお願いしています。

顔は非常に目立つ部位なので、何日も継続して着用し続けることは難しいものです。

そのためクリニックによっては、1日だけ持続的な着用をお願いするケースもあります。

固定圧迫の考え方はクリニックによって違いはありますが、どちらにしても副作用が強く出ている期間は、持続してフェイスバンドを着けた方が好ましいです。

着用期間が過ぎれば一切つけなくていい?

ダウンタイム中の副作用の強さには個人差があるため、状態によっては目安の期間が終了した後も着用した方が良いです。

術後持続して48-72時間 以降は就寝時のみ着用を1-3ヶ月お願いします。

内出血や腫れ、むくみなどの症状が目立つのなら、自宅にいる間だけでも着用する方が良い結果をもたらします。

着用しないとどうなる?

フェイスバンドを着用しない場合は、ダウンタイム中の副作用が強くあらわれ、フェイスラインがたるみ全体的なバランスが崩れてしまうおそれがあります。

また副作用の症状が引くまでに多くの時間を要し、仕上がりにも悪影響を及ぼすため必ず着用してください。

顎下の脂肪吸引で発生するダウンタイム

顎下の脂肪吸引で発生するダウンタイムの期間は1〜2ヶ月が目安ですが、症状によって回復に要する日数には違いが出ます。

各症状の回復にかかる期間の目安は、以下の表の通りです。

ダウンタイムの症状 治まるまでの目安期間
内出血 1~3週間
腫れ 2〜3週間
むくみ 2〜3週間
痛み 約1週間
拘縮 3〜6ヶ月

上記の表にある、回復までの目安期間はフェイスバンドを正しく装着している際のものです。

ただし症状の強さの程度にも個人差があるので、必ずこの範囲内で治まるわけではありません。

フェイスバンドを持続して着けていなかったり、圧迫が少なかったりした場合には、ダウンタイムにも悪影響が出る可能性があるため注意しましょう。

フェイスバンドの圧迫期間の注意点

フェイスバンドで圧迫固定をしている期間では、下記の項目に注意してください。

  • 血行を上げる行為を控える
  • 就寝する際に頭は高い位置にする
  • 痛みが気になれば患部を冷やす

この中で特に気をつけるべき行為は、血行を上げる行為を控えることです。

フェイスバンドで圧迫しても、他の要因で副作用を強化してしまっては意味がありません。

血行を上げる行為を控える

内出血・腫れが出ている状態では運動やサウナなど、血行を上げる行為を控えてください。

クリニックによって違いはありますが、シャワーは翌日からであれば可能です。

血行を上げないよう温度管理に注意することはもちろん、患部を濡らさないようにする必要があります。

就寝する際に頭は高い位置にする

就寝時は頭を心臓よりも高い位置にしましょう。

頭を心臓より下の位置にして長時間寝ていると、血液が集まり腫れ・むくみの悪化につながります

クッションと枕を併用したり、バスタオルを使ったりと、就寝時や体を横にする際は頭の位置を高くしてください。

痛みが気になれば患部を冷やす

施術中は麻酔を利用するため痛覚はありませんが、術後しばらくすると効果が弱まり、次第に痛みが発生します。

痛みを軽減するために、クリニックでは痛み止めを処方しています。

どうしても痛みが気になるようであれば患部を冷やして対応しましょう。

ただし傷口を濡らさないよう注意してください。

当院では最低2日間の固定をお願いしています

アリエル美容クリニック大宮院では、最低2日間の持続的な圧迫ができない人は施術をお断りしています。

当院がフェイスバンドによる圧迫固定にこだわっている理由は、施術と同様に重要な項目であるからです。

脂肪吸引で高い成果を出すには医師の技術力が問われることは確かですが、フェイスバンド着用の有無も大きな影響を及ぼします。

なぜなら、脂肪吸引における成果とは見た目だけの問題ではなく、ダウンタイム中の副作用やリスク、すべてを含めた上での結果だからです。

アリエル美容クリニック大宮院のこだわりは、当院を利用してくれるお客様の信頼に応えるためです。

施術だけでなく、あらゆるリスクにも配慮することで、満足のいく結果を生み出せると考えます。

フェイスバンドをいつまで着用するかは個人差があります


フェイスバンドをいつまで着用するべきかは、クリニックによっても見解が分かれますが、結局のところは副作用の兼ね合いから判断するしかありません。

しかしリスクを極力防止するためにも、術後2〜3日は着用した方が良いでしょう。

フェイスバンドによる圧迫は、内出血、腫れ、むくみなど、ダウンタイム中にあらわれる副作用の多くを抑制できます。

仕上がりにも影響を与えるため、術後はフェイスバンドで圧迫固定をしてください。

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