鼻プロテーゼのダウンタイムの様子は?期間や過ごし方を解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
「鼻プロテーゼのダウンタイムってどんな様子なの?」と疑問に思っていませんか?
施術を受けたいと考えている場合、施術後にどのような状態になるのか、どう過ごせば良いか気になりますよね。
本記事では、鼻プロテーゼのダウンタイムについて解説します。
参考にして、ダウンタイムを少しでも快適に過ごせるようにしてください。
鼻プロテーゼとは?
鼻プロテーゼとは、きれいな鼻筋になる効果が見込める美容医療です。
プロテーゼとはシリコンでできた人口軟骨のことであり、一般的な医療にも利用されます。
鼻プロテーゼは鼻の穴の中を3mm程度切開し、鼻背の骨膜下に挿入します。
すると鼻筋が通り、顔に立体感が出る効果が期待できます。
鼻プロテーゼの効果
鼻プロテーゼに期待できる効果は、以下のとおりです。
- すっと通ったきれいな鼻筋を目指せる
- 鼻が高く細く見える
パーツ単位でも審美性の向上が見込めますが、鼻の審美性が上がると、顔全体の審美性にも良い影響が表れ、アウトラインも整います。
すっと通ったきれいな鼻筋を目指せる
鼻プロテーゼの施術を受ければ、すっと通ったきれいな鼻筋を目指せます。
鼻筋が通ると、シャープかつ立体的な鼻になり、のっぺりした印象の払拭やだんご鼻の改善に繋がります。
そのため、鼻の形そのものにコンプレックスを抱く人だけでなく、顔全体の印象を変えたい人にも向いています。
鼻が細く見える
鼻プロテーゼを行うと、鼻が高く、細く見える効果が期待できます。
鼻プロテーゼの挿入により、鼻筋が通り鼻先が高くなる効果が見込めます。
すると鼻全体にシャープな印象が出て、単に高いだけでなく細くなった印象も持たせられるのです。
【参考】I型プロテーゼと従来のL型プロテーゼとの違い
一言で「鼻プロテーゼ」と言っても、いろいろな形があります。
現在鼻プロテーゼはI型と呼ばれる、アルファベットのIに似たプロテーゼが主流になっていますが、少し前まではLの形をしたL型プロテーゼが主流となっていました。
しかし、L型プロテーゼは施術後にぐらついたり、皮膚を破って出てきてしまったりといったトラブルが見受けられるため、現在はあまり使われません。
鼻プロテーゼのダウンタイムについて
鼻プロテーゼのダウンタイムについて、以下のポイントを解説します。
- 期間
- 症状
- 過ごし方
より詳しいことを知りたい場合は、実際にかかるクリニックにて、カウンセリング時にご質問ください。
期間
鼻プロテーゼのダウンタイム期間は、およそ1週間程度です。
ただし、人によっては各種症状が落ち着くまで2週間程度かかるケースもあります。
また、ダウンタイムそのものは1週間程度ですが、プロテーゼが完全に固定化され、体に馴染むのには数ヶ月かかります。
見た目にきれいになっても、数ヶ月の間は強く押すなどしないようにしましょう。
症状
鼻プロテーゼは、ダウンタイム中以下のような症状が出ます。
- 腫れ
- 内出血
- 痛み
痛みは数日で気にならなくなります。
あまりにも痛い場合や、痛みがおさまらない場合は、クリニックに相談してください。
腫れや内出血は1週間程度でおさまり、長くても2週間程度で良くなります。
ただし、鼻は顔の真ん中にあるため、腫れや内出血が出ると目立ってしまうのは避けられません。
気になる人は、マスクなどで覆い隠しましょう。
過ごし方
鼻プロテーゼの施術は、施術後から最初の数日間、プロテーゼを固定するためのギプスを付けてもらいます。
プロテーゼが不自然な位置で固定されてしまうのを防ぐため、許可が出るまで外さないでください。
ギプスが外れても、プロテーゼが完全に馴染むまでは強く押したりしないよう、注意が必要です。
また、腫れなどの悪化を防ぐため、しばらくの間飲酒や激しい運動、サウナなどは止めましょう。
クリニックからOKが出るまで、患部を濡らすのも良くありません。
鼻プロテーゼについてよくある質問
鼻プロテーゼについて、特によくある質問を以下にまとめました。
- ダウンタイム中の傷は外から見て目立ちますか?
- プロテーゼは交換するものですか?
- 鼻筋以外のトラブルは解決できますか?
他にも質問などがあれば、遠慮せずカウンセリング時にご相談ください。
ダウンタイム中の傷は外から見て目立ちますか?
鼻プロテーゼにおいて、ダウンタイム中の傷は外から見えません。
プロテーゼを挿入する際は、鼻の穴から内側を切開し、そこから挿入します。
そのため、皮膚の表面側に傷がつくことはありません。
ただし、内出血は皮膚内での出血であるため、起こり得ますし多少目立ちます。
長引くと治るのに2週間程度かかるため、マスクなどで隠すことをおすすめします。
プロテーゼは交換するものですか?
鼻プロテーゼは基本的にI型である場合、原則交換する必要はありません。
当クリニックでもI型のプロテーゼを利用していますが、交換はいつになる、などの話はいたしません。
一方で、L型プロテーゼの場合は、定期的なメンテナンスが必要です。
L型プロテーゼは鼻先に負担がかかりやすく、さまざまなトラブルのリスクがあるためです。
そのため、他のクリニックでL型プロテーゼを挿入した場合は、定期的に状態をチェックしてもらいましょう。
鼻筋以外のトラブルは解決できますか?
鼻プロテーゼは、鼻筋を通すのが目的の美容医療です。
そのため、スッと通ったきれいな鼻筋になる効果は期待できますが、一方で小鼻効果や鼻先を高くする効果はやや穏やかになります。
そのため、鼻のサイズや高さに悩んでいる方は、鼻尖形成や小鼻縮小など、他メニューの併用をおすすめします。
当クリニックでは上記以外にも、鼻の悩みに対するメニューを各種受け付けているため、鼻筋以外に悩みがあるという人もぜひご利用ください。
アリエル美容クリニック大宮院なら最小限のダウンタイムでプロテーゼを施せます
アリエル美容クリニック大宮院なら、最小限のダウンタイムで鼻プロテーゼを施せます。
当クリニックではトラブルの少ないI型プロテーゼを採用しており、鼻の内側から最小限の傷で挿入するため、見た目にも傷がつかず、体への負担も抑えられます。
施術を検討している方は、ぜひご利用ください。
【まとめ】あらかじめ鼻プロテーゼのダウンタイムについて知っておこう
鼻プロテーゼを検討している場合は、あらかじめダウンタイムについて知っておきましょう。
鼻プロテーゼは傷そのものは小さく目立ちませんが、プロテーゼが馴染むまでは患部に注意する必要があり、間違った行動を取ると、不自然な位置で固定されてしまうおそれがあります。
クリニックの指示に従って、ダウンタイムを慎重に乗り切りましょう。
プロテーゼとは鼻筋に挿入するシリコンのことであり、鼻筋を高くすることを目的に行う施術です。
負担は比較的軽めですが、施術に進む前にダウンタイムについて知っておくことで、施術後をストレスなく過ごすことができます。