クマ取りの5つのデメリット!メリットとクマの種類について詳しく解説
「クマ取りには、どのようなデメリットがあるんだろう」と疑問に思っていませんか?
クマ取りの手術にも欠点があり、把握した上で手術しなければ、仕上がりが思っていたものと違うことになりかねません。
この記事では、デメリットとメリットについて詳しく解説します。
クマ取りとは?
クマ取りとは、クマの原因になっているたるみを治療する方法です。黒クマに効果があるとされています。
目の下がたるむ原因は、主に加齢です。加齢によって眼球を支えるロックウッド靱帯などが緩み、眼球が下がることで眼窩脂肪が圧迫され、前方に突出します。
また紫外線などのダメージにより、肌のハリが失われることも原因です。
目の下にできたクマは、実年齢よりも老けて見えやすいため、手術を検討する方も多いのです。
クマの種類は3つ
クマは主に以下の3種類に分かれます。
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
青クマは、寝不足の方やストレスが多い方、目を酷使する方に多く見られます。血行が悪くなることで、血液が溜まるため青く透けて見えてしまいます。
茶クマは、色素沈着が原因です。目をこする癖がある方やアイメイクを落とさずに寝る方に出てくることが多いです。
メラニン色素が沈着することで発生します。
黒クマは、目の下の脂肪が浮き出て影になって見える方や、年齢で目の周りが影になっている方に見られます。
クマに合わせて適切な治療を選択しなければ、美容整形手術をしても思った仕上がりにならないこともあるため注意しましょう。
クマ取りの療法
治療法は、まずまぶたの裏の粘膜部分を切開します。そこからクマの原因になっている眼窩脂肪を取り除いていくのです。
ただ脂肪を取るだけでは、目の下がくぼんでしまい不自然になります。その場合は、くぼんでいる部分に脂肪を入れて、平らになるようにするのです。
すると頬がふっくらとして、女性らしい印象になります。
下まぶたの状態で治療法が変わってくるため、医師としっかり相談しましょう。
クマ取りのデメリット
デメリットは、以下の5つです。
- 青・茶クマに効果がない
- ダウンタイムがある
- 小じわが発生するリスクがある
- 医師の技術に左右される
- ハムラ法の場合目の下にキズが残りやすい
まずは上記の欠点を把握して、自分に合った治療法か見てみましょう。
青・茶クマに効果がない
青クマや茶クマには効果がありません。そのため、治療を受けるときは、自分がどのクマで悩んでいるのか把握する必要があります。
青クマの場合は、十分な睡眠を取ったり、レーザーなどで目の下の血流を良くしたりして改善していきます。
茶クマの場合も、レーザー使った治療がありますが、1回で完全に改善することは難しいため継続的な治療が必要です。
自分がどのクマで悩んでいるのか分からない場合は、カウンセリングの際に医師に聞いてみましょう。
ダウンタイムがある
クマ取りは、ダウンタイムがあるため注意しましょう。ダウンタイム時には、痛みや腫れ、内出血などが出てきます。
痛みは麻酔時よりも軽いと感じる方がほとんどで、激しい痛みがある場合でも、処方された鎮痛剤を飲むことで抑えられます。
ダウンタイムの症状は2週間で収まるでしょう。
小じわが発生するリスクがある
クマ取りは、小じわが発生するリスクがあります。特にシワやたるみが多い方に小じわが出てくる可能性があります。
脂肪を除去したことで、皮膚が余ってしまうため新たなしわが出てきてしまうのです。
また目元が乾燥しているときも、小じわが発生しやすくなります。
対策は、脂肪注入を併用したり、ハムラ法で治療するなどがあります。
医師の技術に左右される
医師の技術によって仕上がりが左右されることも大きな欠点です。
医師の中には、適切な量の脂肪を除去できず、取り残してしまいたるみが解消しきれないことがあります。
また脂肪を取りすぎてしまい、くぼみが目立って悪化したように見えてしまうことも。
医師の技術力を見るためにも、ホームページの症例をよく見ておきましょう。
ハムラ法の場合目の下にキズが残りやすい
ハムラ法の場合、目の下にキズが残りやすい特徴があります。キズが治り皮膚に馴染むまでは、目を引いてしまいます。
まつげの下で切開しますが、肌の状態によってはキズが残ってしまうことも。
キズ跡が気になる場合は、別の手術法も検討してみましょう。
クマ取りのメリット
メリットは、以下の3つです。
- キズ跡がわかりにくい
- ダウンタイムが比較的短い
- 効果が半永久的に続く
メリットも把握した上で手術を受けるか検討しましょう。
キズ跡がわかりにくい
一時的に目立つ場合もありますが、落ち着いてきたらキズ跡がわかりにくくなります。
裏ハムラ法では、下まぶたの粘膜部分を切開するため、表に傷跡が出てくることはありません。
そのため、整形手術をしたことを周りにバレたくないと考えている方におすすめです。
ダウンタイムが比較的短い
ダウンタイムは比較的短いと言われています。ダウンタイムが強く出てくるのは術後1〜2週間くらいです。
また症状が出てきてもメイクやメガネ、サングラス等で隠せる程度のため、忙しい方でもチャレンジしやすい手術です。
効果が半永久的に続く
効果が半永久的に続くこともメリットの1つです。再生注射での治療法の場合、持続力は個人差があり、継続的な治療が必要になります。
しかしクマ取りの場合は、脂肪を取って治療するため、1回で効果を実感できるのです。
脂肪細胞は、再生することが無いため、1度の手術で半永久的な効果が得られます。
まとめ
クマ取りとは、下まぶたの裏の粘膜を切開して、クマを改善する手術です。クマには3種類あり、黒クマに効果があると言われています。
今回紹介したデメリットやメリットがあります。どちらも把握した上で、自分に合った治療法か検討しましょう。
アリエル美容クリニックでは、クマで悩む方も治療をしてもらえます。
仕上がりを美しくするために、脂肪を注入する技術を併用するなどの対応もしてもらえることも特徴です。
仕上がりにこだわる医師に治療してもらいたい方は「お問い合わせ」からご連絡ください。
記事監修医師プロフィール

アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
帝京大学医学部医学科 卒業
順天堂大学練馬病院
越谷市立病院
都立大塚病院
大手美容クリニック 川越院院長
アリエル美容クリニック開業