医療ハイフは20代から受けるべき?施術の効果や始めるタイミングを紹介
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
医療ハイフは、皮膚の奥深くにあるSMAS層に熱を与えてたるんだ肌を引き締める施術です。
老けて見える原因のしわやしみ、肌のたるみを改善できるため、30代以上の方に人気があります。
最近は20代の方でも医療ハイフを検討している方が多いですが、本来施術はいつ受けるべきなのでしょうか。
本記事では、医療ハイフの効果や20代で医療ハイフを受けるタイミングを紹介します。
20代で医療ハイフを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
肌の老化は20代後半から始まる
肌にコラーゲンがたくさん含まれているのは、20代前半がピークです。
25歳をすぎるとコラーゲンはだんだん減少します。
コラーゲン成分の役割は、栄養や酸素を表皮の内側に送り、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促すことです。
正常に肌がターンオーバーされると、肌にハリやツヤがでます。
しかし、コラーゲンが減少すると肌のターンオーバーが乱れ、肌が上手く再生できません。
20代後半からシワやシミ、肌のたるみが目立つようになるのは、肌の再生機能の低下が原因です。
肌が老化する原因
肌が老化する原因は主に3つあります。
- 肌の乾燥
- 肌の酸化
- 肌への摩擦
肌は乾燥しやすいため、普段から保湿を心がける必要があります。
冬の乾燥した風を浴びるのはもちろん、エアコンの風に当たることも肌が乾燥する原因です。
保湿クリームや加湿器は1年中使用してください。
また、紫外線も浴びすぎるとダメージを受けるため必ず日焼け止めやUV対策をしましょう。
肌の酸化とは、体内に蓄積された活性酸素が周りの物質を金属のように錆びつかせることです。
タバコやストレス、大気物質や激しい運動などが原因で活性酸素が増加してしまいます。
完全になくすのは難しいので、出来る範囲で増加を防ぎましょう。
(タバコを控える、ストレスを溜め込まないなど)
顔の皮膚の厚さはとても薄く、刺激に弱いです。
スキンケアをする時にゴシゴシこすってしまうと、肌に軽い炎症が起きやすくなり、くすみやシミを作る原因になることもあります。
また、日常生活でも無意識に顔を触ったり枕カバーや布団とこすれるだけでも肌へのダメージになります。
顔に触れるときは、下の3つに気を付けましょう。
- 必要最低限しか触らない
- やさしく触る
- 顔に当たる物はやわらかい素材にする
20代で医療ハイフを受けるメリット・デメリット
20代で医療ハイフと受けるメリットとデメリットは下の通りです。
- メリット:早めに施術をするとたるみ予防になる
- デメリット:最初からたるみが少ない人は施術効果を実感できない
それぞれ詳しく解説します。
早めに施術をするとたるみ予防になる
医療ハイフは、たるみ始めたタイミングで施術するのが一番効果的です。
たるみが少ないうちから医療ハイフをすると、施術回数が少なく済みます。
また、年を重ねてから肌のたるみがたるみにくくなるため、将来の自己投資になります。
20代で医療ハイフを受けてみたい方は、一度近くの美容クリニックに相談してみてください。
最初からたるみが少ない人は施術効果を実感できない
医療ハイフは、超音波を使ってたるんでいる筋膜をリフトアップさせる施術です。
つまり、たるんでいる皮膚がない状態では、施術の意味がありません。
20代の肌は比較的ハリがあり、たるみが少ないため、効果を実感しづらいです。
リフトアップのために医療ハイフを検討している場合は、脂肪吸引やボトックスの方が向いています。
医療ハイフの効果
たるんだ肌を引き締めるために医療ハイフを受ける方が多いですが、その他にも肌の弾力やハリ、リフトアップも期待できます。
医療ハイフの効果について詳しく見ていきましょう。
肌のたるみ改善
医療ハイフは、皮膚の奥深くにあるSMAS層に熱を与え、筋膜をしっかり引き締める施術です。
肌の土台から改善していくことで、あらゆる肌のたるみが解消されます。
肌のたるみによってできた輪郭のもたつきや目元の深いシワなどが目立たなくなります。
肌の弾力・ハリがアップする
皮膚の内側に熱を与えることで、コラーゲンなどが生成され、肌のターンオーバーが整います。
次第に肌の水分が保たれるようになるため、肌の弾力やハリがアップします。
スキンケアでは改善しづらい弾力やハリの衰えにも対応可能です。
リフトアップする
たるみ改善とともに、肌が全体的にリフトアップすることがあります。
肌のたるみが原因で顔の皮膚が垂れ下がっている場合に医療ハイフをすると顔全体が引き締まります。
20代ではあまり効果がありませんが、30代以降の方には効果的です。
20代で医療ハイフを始めるタイミング
20代で医療ハイフを始める場合は、下の3つを目安にしてください。
- 肌のしわやたるみが目立ってきた
- ほうれい線が出てきた
- 顔の引き締まりがなくなってきた
それぞれ詳しく解説します。
肌のしわやたるみが目立ってきた
肌のしわやたるみは、乾燥や摩擦によって現われます。
少しならごまかせますが、目立つところにしわやたるみが出てきたら医療ハイフを検討してみましょう。
しわやたるみが見えると一気に老けて見えるため、早めの対策をオススメします。
ほうれい線が出てきた
口周りの表情筋を使わなくなると、顔の筋肉が衰え皮膚が垂れ下がってきます。
特に、在宅ワークで人と会話する機会が減っている方は注意が必要です。
以前よりほうれい線が濃くなったと感じたら医療ハイフを検討してみてください。
定期的に顔写真を取っておくと、違いがわかりやすいです。
顔の引き締まりが無くなってきた
さまざまな要因で顔の皮膚が衰えて全体的に垂れ下がってくると、顔が大きくなったような感覚になります。
実際は肌のたるみが原因なので、医療ハイフでリフトアップさせましょう。
ただし20代の方は、他の施術の方が適している可能性があるため、クリニックでカウンセリングを受けて検討してください。
よくある質問
- 医療ハイフのダウンタイムの症状は?
- 医療ハイフに痛みはある?
医療ハイフのダウンタイムの症状は?
Q.医療ハイフを受けたあとのダウンタイムにはどのような症状があらわれますか?
A.医療ハイフのダウンタイム中には、軽微ながら以下の症状があらわれます。
赤み・腫れ・水ぶくれ・火傷・むくみ・神経損傷・筋肉痛・紫外線の影響を受けやすくなる
どれも軽い症状なため、日常生活に支障を来すことはありません。
過剰に心配し過ぎないようにしましょう。
医療ハイフに痛みはある?
Q.医療ハイフの施術中や施術後には痛みが生じますか?
A.医療ハイフの施術時には、以下の痛みが生じます。
- フェイスライン:骨に痛みが伝わる
- あごの下:脂肪が焼けるような痛み
- 目元周辺:ヒリヒリ・チクチクした痛み
- 頬:鈍痛やジンジンとした痛み
また、施術後には、筋肉痛ややけどのような痛みを感じるケースが多いです。
医療ハイフは肌の老化が気になり始めた時がベスト!
肌は20代後半から今まで蓄積されていたダメージがコラーゲンを減少させ、肌の老化を促進させます。
医療リフトは肌の老化を改善する効果があるため、肌の老化やたるみが気になり始めた20代後半がベストタイミングです。
20代前半のような肌をキープするためにも、肌の老化を感じたらぜひ医療ハイフを検討してください。
アリエル美容クリニックなら、従来の医療ハイフより効果が強く痛みの少ない「ウルトラフォーマーMPT」が受けられます。
ドット照射とリニア照射(線状照射)が可能なため、引き上げだけでなく引き締め効果も強いのが特徴です。
ダウンタイムがほとんどなく、施術後そのままお出かけすることも可能です。
また、アリエル美容クリニックで顔の脂肪吸引・糸リフトを受けられる方は通常価格より30%割引されます。(過去に施術を受けた方も対象です。)
カウンセリングと施術は担当執刀医が行うため、自分が納得出来る施術が行えます。
公式LINEからも予約できますので、気軽にお訪ねください。