小顔整形の種類とは?デメリットも知って安全に施術を受けよう
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
小顔になりたいとダイエットをしたり、マッサージをしたりなど、いろいろな方法を試している方も多いでしょう。
しかし、なかなか思うような効果が得られなくて悩んでいる方も少なくありません。
理想の小顔を手に入れるためには、クリニックで小顔整形を受けるのも方法の1つです。
小顔整形にもいろいろな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
今記事では、小顔整形の種類やそれぞれのメリットとデメリットをまとめていくので最後までご覧ください。
小顔整形とは
小顔整形とはフェイスラインを整えて、理想的な小顔をかなえる医療行為のことです。
施術の持続期間が長く、ダウンタイムが少ない施術も増えてきています。
小顔矯正との違い
小顔矯正とは顔や頭の骨と骨の間にできた隙間や歪みを矯正して、小顔にしようとする施術のことです。
ただ実際には頭蓋骨を押して圧力を加えたり、凝り固まった筋肉をほぐしたりしても小顔になることはありません。
小顔整形の種類とメリット・デメリット
小顔整形にもいろいろな種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
自分に合った小顔整形を受けるためにも、メリットだけではなくデメリットも確認しておきましょう。
ボトックス注射
ボトックス注射はエラに注入することで、出っ張ったエラが解消されるため小顔効果が期待できます。
骨を削ることなく薬剤を注入するだけなので、大掛かりな手術が必要ないのがメリットの1つです。
しかし、ボトックス注射の効果は半永久的なものではありません。
効果の持続期間は約4〜6ヶ月なので、効果を長持ちさせる場合は定期的な施術が必要になります。
脂肪吸引
脂肪吸引はカニューレと呼ばれる機器を使って、脂肪細胞を取り除く施術のことです。
物理的に脂肪細胞を取り除くため、即効性が期待できます。
顎や頬についた脂肪細胞を吸引することで、すっきりとしたフェイスラインを実現できるでしょう。
一度取り除いた脂肪細胞が復活することはないので、よほどの暴飲暴食を繰り返さない限りはリバウンドのリスクが低いのがメリットです。
しかし、他の小顔整形と比べてもダウンタイムが比較的長いのがデメリットの1つです。
内出血が落ち着くまでに約2週間、むくみがなくなるまでに2-3ヶ月程度かかることがあります。
また、適切な量の脂肪細胞を取り除かなければ頬がこけたり、皮膚がたるんだりすることもあるので、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射とは、脂肪細胞自体を溶解して破壊することで小顔を手に入れられる施術のことです。
破壊された脂肪細胞は、汗や尿とともに老廃物として体外に排出されていきます。
脂肪溶解注射のメリットは、ダウンタイムのリスクが少ないことです。
施術後2-3日程度は腫れやむくみなどの症状が現れることがありますが、比較的早く症状が落ち着いていくでしょう。
また、一度の施術でも効果を実感できるのがメリットの1つです。
しかし、高い効果を得たり、長続きさせたりする場合は、複数回の施術が必要になります。
広範囲の脂肪を一気に除去することはできないので、顔全体の脂肪を落としたい方には向いていないと言えるでしょう。
ヒアルロン注射
ヒアルロン酸注射をすることでフェイスラインをきれいなV字型に整える効果が期待できます。
ヒアルロン酸注射のメリットはダウンタイムが少なく、細かな調整ややり直しができることです。
また、ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、アレルギー反応が起きるリスクも少ないです。
しかし、ヒアルロン酸の効果は半永久的なものではありません。
徐々に体内に分解・吸収されるので、効果を持続させるためには定期的な施術が必要になります。
糸リフト
糸リフトとは皮下光組織に医療用の糸を挿入してたるんだ皮膚を引き上げ、小顔効果を実現させる施術のことです。
糸リフトは即効性があり、たるみを予防できるのがメリットです。
しかし、引き上げ具合を間違えると顔がひきつったり、不自然な仕上がりになったりする可能性があります。
修正も難しいので、失敗を避けるためにも実績と経験が豊富なクリニックで施術を受けることが大切です。
また、フェイスリフトよりも効果は穏やかで、半永久的に効果が得られるわけではありません。
一度の施術で半永久的な効果が得たい場合はフェイスリフトがおすすめです。
HIFU
HIFUは高密度の超音波熱エネルギーをSMAS筋膜に照射することで、内側から肌を引き締めていく方法のことです。
肌表面に熱エネルギーが与えられるわけではないので、痛みはほとんど感じません。
内出血や腫れの症状も起こりにくいので、ダウンタイムのリスクが少ないのがメリットです。
しかし、施術後は肌の水分量が一時的に減少するため、乾燥や紫外線の影響を受けやすくなります。
施術後のスキンケアを徹底しなければ新たな肌トラブルを引き起こす可能性があるので、注意が必要です。
フェイスリフト
フェイスリフトはたるみの根本的な原因であるSMAS筋膜から引き上げることで小顔効果が期待できる施術のことです。
即効性があるので、術後すぐに効果を実感できるのがメリットの1つです。
顔だけではなく、首や周囲の皮膚もリフトアップできるため、バランスの良い小顔を手に入れられるでしょう。
しかし、フェイスリフトは他の小顔整形と比べても大規模な施術になるので、3時間程度の時間がかかります。
ダウンタイムのリスクもあり、むくみや腫れ、内出血などが起きやすいのもデメリットだと言えるでしょう。
あごプロテーゼ
あごプロテーゼとはプロテーゼをあごに入れて高さを出し、横顔を整える施術のことです。半永久的な効果が期待でき、口の中を切開するので傷跡が目立つ心配はありません。
しかし、ダウンタイムのリスクがあり、2週間程度痛みや腫れなどの症状が続くことがあります。また、あごのサイズに合ったプロテーゼを挿入しなければずれる可能性があるため、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。
小顔整形ならアリエル美容クリニックで
小顔整形にもいろいろな種類があり、どれが自分に合っているか迷っている方もいるでしょう。
小顔整形で悩んでいる方は、アリエル美容クリニックがおすすめです。
アリエル美容クリニックでは患者一人一人の状態や悩みに合わせて、実績と知識が豊富な医師が適切な施術方法を提案してくれます。
アフターフォローも整っているので、施術後も安心して生活が送れるでしょう。