顔の脂肪吸引注射はリスクがある!?失敗しないためのポイントとは?
顔の脂肪を取り除く方法として使用されている脂肪吸引注射は、1回で効果を実感できる反面リスクが伴います。
これから施術を検討している方で、どのようなリスクがあるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、脂肪吸引注射のリスクと回避する方法について紹介していきます。
脂肪吸引注射で失敗したくない方はぜひ参考にしてください。
脂肪吸引注射とは
脂肪吸引注射とは、細い注射器(カニューレ)を使って余分な脂肪を吸引する施術のことです。
一般的な脂肪吸引と違って切開する必要がないため、傷跡がほとんど目立ちません。
また、脂肪吸引注射は肥満の原因である脂肪細胞を取り除くため、顔が太りにくくなります。
顔の肉が多い方は、脂肪細胞が大きくなっている場合があり、小さくするには長期的なダイエットが必要です。
ダイエットで改善するのも1つの方法ですが、脂肪吸引注射で細胞の数を減らす方法もあります。
脂肪吸引注射のメリット
脂肪吸引注射を行うメリットは3つあります。
- すぐに効果を実感できる
- 太りにくい体質になる
- 施術跡が目立たない
脂肪吸引注射は、体内にある脂肪細胞を1回の施術で減らすことが可能です。
今までよりも全体の脂肪細胞の数が少なくなるため、1つ1つの細胞が大きくなっても太りにくい体質になります。
また脂肪吸引した箇所は、注射針ほどの傷しか残らないため、傷跡が気になる方でも安心して施術が受けられます。
脂肪溶解注射との違い
脂肪を減らす施術は、脂肪吸引注射のほかに「脂肪溶解注射」があります。
脂肪溶解注射とは、脂肪細胞を溶かすための薬を皮下脂肪に注射し、老廃物と一緒に外へ流しだす施術のことです。
脂肪吸引注射と脂肪溶解注射は、施術後に効果が出るタイミングや必要な施術回数が違います。
脂肪吸引注射 | 脂肪溶解注射 | |
施術から効果が出るまでの期間 | 1ヶ月~3ヶ月 | 3週間~1ヶ月 |
必要な施術回数 | 1回 | 3~5回 |
脂肪吸引注射は、ダウンタイムがおさまると効果が実感できます。
また、1回の施術で満足できる仕上がりになるため、効率よく引き締まった顔にしたい方にオススメの施術です。
一方で、脂肪溶解注射は脂肪を溶かして外に出すまでに時間がかかるため、すぐには効果が表れません。
施術も1回だけではなかなか効果が出づらく、3〜5回繰り返しおこなう場合がほとんどです。
その代わり、身体への負担が少なくダウンタイムが短いメリットがあります。
脂肪吸引注射のリスク
脂肪吸引注射は、1回の施術で顔の引き締まりを実感できるため、短い期間で顔痩せしたい方に人気の施術です。
しかし施術には3つのリスクがあり、知らずに受けると後悔してしまう可能性があります。
事前に脂肪吸引注射の注意点を理解しておきましょう。
ダウンタイムがある
脂肪吸引注射をおこなうと、ダウンタイムが2週間ほどあります。
よくあるダウンタイムの症状は下の通りです。
- 腫れ
- むくみ
- 痛み
- 拘縮
- 肌の凸凹
- 内出血
施術直後は腫れやむくみがひどくなりやすく、一時的に顔が大きくなってしまう場合があります。
症状をおさえるためには、圧迫用のフェイスバンドを使って顔を固定するなどの対策が必要です。
痩せこける・フェイスラインが崩れる
必要以上に脂肪を吸引してしまったり、顔のバランスを考えずに施術をおこなうと痩せこけた印象になってしまう場合があります。
これは、医師の施術経験が浅かったり技術が不足していたりすることが原因です。
脂肪細胞は一度取り除いてしまうと体内で復活しないため、別の施術で脂肪を増やすことになります。
修正する方法はありますが、身体への負担や施術料金がかかるため、あまりオススメできません。
肌がたるんでしまう
加齢が進むと肌のハリや潤いが失われやすくなるため、脂肪を吸引すると肌がたるんでしまう場合があります。
肌がたるんでいると老けた印象をもたれたり、疲れているような顔になったりすることが多いです。
施術による肌のたるみが気になる方は、カウンセリングで医師に不安な部分を伝えてください。
脂肪吸引注射のリスクを回避する方法
脂肪吸引を行うとダウンタイムが発生したり顔のバランスが崩れたりするリスクがありますが、回避する方法があります。
3つの回避方法を把握して、安全に施術を受けましょう。
信頼できるクリニックを選ぶ
脂肪吸引注射のリスクを回避するためには、安心して施術を任せられるクリニックを選ぶことが重要です。
クリニックを選ぶときは下の項目をチェックしましょう。
- 医師の経歴の記載
- 施術実績の掲載
- 症例写真の有無
- クリニックの口コミ
SNSや検索サイトで調べる場合は、ウソの情報に惑わされないように注意してください。
また、実際にクリニックでカウンセリングを受けて医師との相性を確かめるのもオススメです。
施術後のアフターケアをサボらない
施術後は正しいアフターケアを行ってダウンタイムを早めに終わらせましょう。
ダウンタイムの症状に合わせたケアは下の通りです。
ダウンタイムの症状 | 対処法 |
腫れ | 腫れた部分を10~15分ほど冷やす→休憩する 1日に1~4回繰り返す |
むくみ/内出血 | 脂肪を吸引した部分に血が溜まらないように固定する 代謝を上げて血の巡りを良くする |
痛み | 痛み止めの薬を飲む 施術部分に触れないようにカバーする |
肌の凸凹/拘縮 | 皮膚が硬くなってしまった部分をマッサージでほぐす ストレッチでつっぱった皮膚を伸ばす |
施術直後は痛みや腫れ、むくみが出やすくなるため、冷やしたり患部を固定したりして安静に過ごしてください。
ほかの施術と組み合わせる
脂肪吸引注射で余分な脂肪を取り除くと、肌がたるんでしまう場合があります。
クリニックによっては、ハイフや糸リフトを併用して肌のたるみを解消できるため、不安な方はカウンセリング時に相談してください。
脂肪吸引注射のリスクを理解して施術を検討しよう
脂肪吸引注射は、1回の施術で脂肪を除去できるため、短期間で小顔になりたい方にオススメの施術です。
しかし施術を行うと腫れやむくみが起きたり、顔の脂肪を取りすぎて痩せこけた印象になったりするリスクがあります。
脂肪吸引注射を検討している方は、信頼できるクリニックを選びアフターケアをしっかり行ってください。
アリエル美容クリニックでは、患者様の悩みを解消するため、脂肪吸引の調整がしやすい「シリンジ法」を採用しています。
10本以上の特注の吸引管を使用し、筋肉や血管を傷つけずに施術を行うため、ダウンタイムが短いのが特徴です。
1人1人にあわせた施術方法を提供できますので、脂肪吸引注射で顔をスッキリさせたい方はぜひお問い合わせください。
記事監修医師プロフィール

アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
帝京大学医学部医学科 卒業
順天堂大学練馬病院
越谷市立病院
都立大塚病院
大手美容クリニック 川越院院長
アリエル美容クリニック開業