アリエル美容クリニック/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

COLUMN

ピコレーザーでシミが消えない?原因や治療後の過ごし方について解説

監修医師プロフィール

鈴木桂介

アリエル美容クリニック 院長/医師

鈴木桂介

  • 帝京大学医学部医学科 卒業
  • 順天堂大学練馬病院
  • 越谷市立病院
  • 都立大塚病院
  • 大手美容クリニック 川越院院長
  • アリエル美容クリニック開業

鏡を見るたびに、顔のシミが気になる人もいるでしょう。

シミを薄くしたい方にはレーザー治療である「ピコレーザー」がおすすめです。

一方で、ピコレーザー治療をしてもシミが消えないこともあると耳にして、治療するか悩んでいる方も少なくありません。

本記事では、ピコレーザー後にシミが消えないと感じる原因を解説します。

治療後の適切な過ごし方についても解説していくので、ぜひ参考にしてください。

鈴木院長

アリエル美容クリニック大宮院では、なかなか消えないシミを極力取り除けるよう丁寧にピコレーザーの施術を行っています。
患者様のお肌の状態に合わせて適切な種類のレーザーを照射しますので、ぜひお気軽にご来院ください。

ピコレーザー治療をしてもシミが消えない原因

ピコレーザー治療をしてもシミが消えない原因
痛みが少なくダウンタイムが短い点が魅力のピコレーザー。

しかしピコレーザー治療を受けたのにもかかわらずシミが消えないと感じる方もいるようです。

シミが消えないと感じるのは、以下の原因が考えられます。

  • 治療回数が少ない
  • 治療後のケア不足
  • 肝斑に照射した

それぞれ具体的に解説していくので、ぜひご覧ください。

治療回数が少ない

部分的に気になるシミに対してはピコスポットを行うことで1度である程度を薄くすることが可能です。

ただしピコレーザー治療の中でもピコトーニングでは、全体のシミ・くすみを改善することはできるものの1度で完全にシミを消すことは難しく、十分な効果を実感できるまでには5回~10回の治療が必要です。

シミの大きさ・種類・深さによっても必要な治療回数は異なります。

「効果を実感できた!」と感じるまで、焦らずに治療を重ねましょう。

照射したピコレーザーの種類が不適切だった

不適切な種類のピコレーザーを照射した場合、シミを改善することは難しいです。

シミの種類を見極め低出力や高出力などのモードを正しく選択することが大切なため、経験豊富な医師のもとで治療を受けましょう。

治療後のケア不足

ピコレーザーの治療後は肌が一時的にデリケートな状態となるため、適切なケアが欠かせません。

治療後のケアが不十分だった場合、シミが消えないと感じる恐れがあります。

ピコレーザーを照射したあとは、医師から説明を受けた通りの過ごし方を実践しましょう。

効果を最大限に引き出すためにも、適切なアフターケアを行うことが大切です。

治療後の過ごし方については、後ほど詳しく解説します。

肝斑に照射した

ピコレーザーのなかでも、シミにはピコスポットが、肝斑にはピコトーニングが向いています。

肝斑は刺激を与えると悪化する恐れがあるため、シミと肝斑を見分けて適切なモードを選択できる医師のもとで治療を受けましょう。

また、シミ・肝斑どちらも適切なモードによって繰り返し治療を行うことで改善が見込めます。

医師と相談しながら適切な治療を進めていくことが大切です。

ピコレーザーの特徴と種類

ピコレーザーは1兆分の1のピコ秒単位でレーザーを照射できるレーザー機器です。

衝撃波でメラニン色素を分解することで、シミや肝斑などの改善が期待できます。

ピコレーザーには、次の3つのモードが搭載されています。

  • ピコスポット
  • ピコトーニング
  • ピコフラクショナル

これらの3つのモードは肌へのアプローチ方法が異なるため、シミの種類や深さに応じて最適なモードを選択することが大切です。

ピコスポット

ピコスポットは高出力のレーザーを特定の位置に照射する治療法です。

集中的にレーザーを照射できるという特性があるため、ほくろや濃いシミなどの改善に向いています。

また、アートメイクやタトゥーなどの除去にも活用されています。

ただし、集中的に照射することになるため、他の照射方法よりもダウンタイムが長引きやすいです。

1週間程度でかさぶたはなくなりますが、予定やイベントがある方は医師と相談しながら治療計画を立てることをおすすめします。

ピコトーニング

ピコトーニングとは、低出力のレーザーをシャワー状に照射して、少しずつメラニン色素破壊する治療方法です。

薄いシミ・そばかす・くすみなどの改善が期待できます。

また、これまでのレーザー治療では禁忌とされていた肝斑への照射も可能です。

そのため、肝斑へのレーザー治療を諦めていた方からも人気を集めています。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは点状のレーザーを照射し、肌表面に微細な穴を開ける治療法です。

肌を一時的に傷つけることで自然治癒力が働き、ターンオーバーが促されます。

刺激によりコラーゲンの生成を促したり肌のハリや弾力を向上させたりすることで、ニキビ跡によるシミの改善や美肌効果も期待できる治療です。

ピコレーザー治療後の過ごし方

ピコレーザー治療後は一時的に肌が敏感な状態となるため、以下の3点に注意しながら過ごしましょう。

  • 刺激を与えない
  • 入念に紫外線対策を行う
  • 保湿ケアをしっかり行う

上記以外にも、治療後の過ごし方について医師から指示があった場合は遵守してください。

これらの注意点を守ることでピコレーザーの効果を最大限に引き出すと同時に、新たなシミ予防にも繋がります。

刺激を与えない

治療後の肌は、一時的にダメージを負った状態です。

擦ったり圧力をかけたりすると余計に肌に負担がかかるため、刺激を与えることは避けましょう

治療部分が気になったとしても決して触らずに、鏡を見て状態を確認するよう心がけてください。

また、メイクやスキンケアの際もできるだけ優しく触れるようにし、治療部分に触れるのは最低限に抑えて、肌の回復を待つことが大切です。

入念に紫外線対策を行う

ピコレーザーの照射後は一時的に肌が敏感になるため、肌を守るために紫外線対策が欠かせません。

外出時には日焼け止めクリームやジェルを塗り、UVカット効果のある帽子や日傘などを活用するとよいでしょう。

紫外線対策は治療後だけでなく、日常的に行うことで肌トラブルを未然に防ぎやすくなります。

保湿ケアをしっかり行う

ピコレーザー治療後は十分な保湿が必要です。

照射後の肌の回復を促すためにも、保湿クリームやジェルを使い肌の水分を補いましょう。

できるだけ肌に刺激を与えないように、無香料や低刺激の商品を使用することをおすすめします。

治療後は肌の状態に合わせて、保湿ケアをしっかり行いましょう。

シミの悩みはアリエル美容クリニック大宮院にご相談ください

シミを薄くしたい方には、アリエル美容クリニック大宮院がおすすめです。

当クリニックでは経験豊富な医療スタッフが治療にあたるため、シミの種類を正しく確認したうえで、最適な治療法をご提案いたします。

また、これまでレーザーでの治療が禁忌とされていた肝斑にも、低出力のモードを使用することで改善が期待できます。

まずはカウンセリングだけでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

【まとめ】ピコレーザーでシミが消えないときは医師に相談しよう

【まとめ】ピコレーザーでシミが消えないときは医師に相談しよう
ピコレーザーはニキビ跡・そばかす・ほくろなど幅広いシミの改善が期待できる治療です。

シミの種類によって異なりますが、ピコレーザーは効果を実感できるまで繰り返して治療を行うことが推奨されています。

治療回数を重ね、適切なケアを行っているにもかかわらずシミが薄くならない場合は、決して自己判断で行動するのではなく医師に相談することが大切です。

理想の肌に近づくためにも、焦らずに前向きな気持ちで向き合ってみてはいかがでしょうか。