ダーマペンと医療脱毛を同時にしたい!適切な施術間隔と注意点を解説
「どうせクリニックに通うなら、ダーマペンと医療脱毛を同時にしたい」
「顔脱毛とダーマペンで一気に顔の状態をよくしたい」
日々忙しいなか、効率よく医療美容をおこないたいですよね。
しかし、医療脱毛とダーマペンを並行して受けることは可能でしょうか。
この記事では、ダーマペンと医療脱毛を並行して受ける際の適切な施術間隔と注意点について解説します。
ダーマペンと医療脱毛の両方を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ダーマペンと医療脱毛を並行して受けられる?
結論としては、ダーマペンと医療脱毛を並行して受けられます。
ただし次のようなことを念頭に置いておきましょう。
- 顔以外なら問題ない
- 回復までの期間を開ければ大丈夫
- ダーマペンと医療脱毛の施術順序が重要
順に解説していきます。
顔以外なら問題ない
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い極細の針によって肌表面に小さな穴を作り、肌の自然治癒力により肌状態を向上させる美容医療です。
肌の組織を意図的に傷つけるので、施術後はダウンタイムがあり大きな負担となります。
ただし、ダーマペンは顔に施す施術なので、顔以外への脱毛であれば問題ありません。
ダーマペンと医療脱毛を同日に受けても大丈夫です。
回復までの期間を開ければ大丈夫
ダーマペンは、細い針で皮膚に穴をあける医療行為です。
一時的に肌はかなりのダメージを受け、ダウンタイムが生じます。
一方医療脱毛は、レーザーにより皮下にある毛根の組織を破壊します。
熱が生じ皮膚の炎症や毛嚢炎を起こすケースもあります。
どちらも肌への負担が生じますが、ダウンタイムが終了し、肌が健康な状態に回復すれば、問題なく次の施術が受けられるでしょう。
ダーマペンのダウンタイムは、針の長さによりますが、2日から7日程度です。
しかし、1週間経過したから次の施術が可能かといえば違います。
肌のサイクルを考慮すると、完全に回復するまでに約1ヶ月が必要です。
ダーマペンと医療脱毛の施術順番が重要
医療脱毛は、ダウンタイムがほとんどないと言われていますが、多少の熱感や肌のほてりを感じる方もいらっしゃいます。
クリニックによっては、ダーマペンと顔脱毛を同時におこなうところもありますが、ご自身の肌質を考慮したうえでしっかり医師に確認しましょう。
医療脱毛後のダーマペンに関しては、2週間開ければ大丈夫と言われています。
並行して受けたい方は、脱毛後にダーマペンを受ける順番にしておくと効率がいいでしょう。
ダーマペンと医療脱毛のダウンタイムの違い
医療脱毛後にダーマペンの施術の順にするのが効率的とご紹介しました。
その理由は、それぞれのダウンタイムにあります。
ダーマペンと医療脱毛のダウンタイムは次のとおりです。
- ダーマペン:2~7日
- 医療脱毛:0~1日
それぞれのダウンタイムについて理解しておくと、施術計画を立てる際に参考になります。
ダーマペンのダウンタイムは2~7日
ダーマペンの施術を受けると、ダウンタイム中は次のような症状が生じます。
- 赤み
- 腫れ
- 発疹
- かゆみ
- 皮むけ
- 内出血
ダーマペンは切開などの手術にくらべると、ダウンタイムの症状は軽症です。
かさぶたになったり傷になって残ったりなどの心配はありません。
しかし強い炎症が起きているので、施術後12時間は洗顔、メイク、飲酒、激しい運動などを控える必要があります。
またダウンタイムの長さは、ダーマペンの針の長さに比例します。
およその目安は次のとおりです。
針の長さ(mm) | 0.2 | 0.8 | 1.5 |
治療部位 | 表皮 | 真皮 | 皮下組織 |
治療対象 | ニキビ・ニキビ跡 | 小じわ | クレーター |
ダウンタイム | 2~3日 | 3~4日 | 4~7日 |
悩みや針の長さによってダウンタイムの長さに差が出ることを知っておきましょう。
医療脱毛のダウンタイムは0~1日
医療脱毛の場合、 ほとんどダウンタイムはありません。
少し冷やせば治まる程度の方が多いでしょう。
しかし、皮下にレーザー照射することで、赤みや肌荒れが生じるケースもあります。
ダーマペンと医療脱毛の適切な期間は0日~1ヵ月
ダーマペンも医療脱毛も、肌の状態が落ち着いたら次の施術が可能です。
どの程度で肌が落ち着き、次の施術が可能かについては、クリニックによって差があります。
施術の順番で1ヶ月の差
医療脱毛後にダーマペンを受けるのであれば、当日から2週間を空ければ可能です。
反対にダーマペン施術後に医療脱毛を受けるのであれば1ヵ月空けましょう。
同日に施術するクリニックもある
医療脱毛のダウンタイムが短いことから、医療脱毛後にダーマペンの流れで同日に施術するクリニックもあります。
しかし、どちらも1ヶ月空けるべきという意見もあり、医師によって判断がわかれます。
安全性を重視するのであれば、顔脱毛後ダーマペンの施術まで、最低でも1週間程度は空ける方が無難でしょう。
ダーマペンと医療脱毛を並行して受けるときの注意点
ダーマペンと医療脱毛を並行して受けることは可能です。
しかし次のような注意点を留意しておきましょう。
- 医療脱毛で肌荒れすることもある
- 肝斑が悪化することがある
- 並行して受ける場合は同じクリニックで
- セルフダーマペンは絶対にNG
それでは順に見ていきましょう。
医療脱毛で肌荒れすることもある
医療脱毛は、ダウンタイムがほとんどありませんが、肌が赤くなったり熱を帯びたりします。
肌の弱い方は、肌荒れすることもあるので、肌荒れがおさまらない場合はダーマペンの施術予約を延期するなど無理をしないようにしましょう。
肝斑が悪化することがある
ダーマペンも医療脱毛のレーザー照射も肌への刺激や負担があります。
肌への刺激や負荷により、肝斑が悪化するケースもあるので注意しましょう。
並行して受ける場合は同じクリニックで
ダーマペンは医療行為です。
医師の管理のもと安全に進める必要があります。
肌の状態を同じ医師に確認してもらえると安心です。
並行して受ける場合は、必ず同じクリニックで施術してもらいましょう。
セルフダーマペンは絶対にNG
ダーマペンは通販でも購入できます。
しかし、凹凸のある顔に均等に針を打ち込むには技術が必要です。
さらに同じ針を何度も使用すれば、衛生面でも危険が生じます。
安価であってもセルフダーマペンはおすすめしません。
【まとめ】ダウンタイムを理解して効率よくきれいになろう
ダーマペンと医療脱毛(顔脱毛)は並行して受けられます。
ただしそれぞれのダウンタイムを理解し、肌が回復してから次の施術を受けましょう。
またその際には、医師としっかり確認し合うことが重要です。
アリエル美容クリニックでは、数千の執刀経験のあるベテラン医院長のもと、安心して施術を受けてられます。
スタッフ全員が施術経験者ですから、患者様の不安にもしっかり寄り添えます。
施術後の診察は、何度でも無料。
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記事監修医師プロフィール

アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
帝京大学医学部医学科 卒業
順天堂大学練馬病院
越谷市立病院
都立大塚病院
大手美容クリニック 川越院院長
アリエル美容クリニック開業