アリエル美容クリニック/美容外科・美容皮膚科・医療脱毛
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コラム

COLUMN

【クマの種類別】目のクマ取りって痛みが強い?施術時の痛みからダウンタイムの痛みまで

監修医師プロフィール

鈴木桂介

アリエル美容クリニック 院長/医師

鈴木桂介

  • 帝京大学医学部医学科 卒業
  • 順天堂大学練馬病院
  • 越谷市立病院
  • 都立大塚病院
  • 大手美容クリニック 川越院院長
  • アリエル美容クリニック開業

目のクマ取りに限らず、美容整形術に対して「痛みが強いのでは?」と不安を抱く人は多いでしょう。自分で調べてみたら「注射」「切除」などという言葉が出てきて、痛そうというイメージがますます強まる人も居るかもしれません。

本記事では目のクマ取りについて、具体的に行うことや施術中の痛み、施術後の痛みなども解説します。本記事を参考にして、目のクマ取りはそれほど痛みの強い治療ではないことを知ってください。

クマの種類と原因

クマとは?
クマとは目の周辺に発生する、周りの肌と比べて色が変わる部分のことです。目の下に表れるケースが多いですが、目下だけでなく目の周辺に発生すればクマと呼ばれます。

ひとくちにクマと言っても種類があり、原因も治療法もそれぞれ異なります。目のクマ取りを行う際は、まずどのクマに悩まされているのか特定が必要です。

黒クマの特徴と原因

黒クマは目の下に影が生じることによってできるクマです。一般的に年齢を重ねると、目の下の脂肪が前へと押し出されてきて、目の下がたるみます。たるみが発生すると目の下に影ができますが、この影が黒クマの正体です

原因は影であるため、手で皮膚を引っ張るなどしてたるみを消すと黒クマも消えます。悩みの原因が黒クマかどうか判別したいときは、手でたるみがあるか確かめた上で少し引っ張ってみましょう。

青クマの特徴と原因

青クマは、目の周辺の皮膚から血管が透けて見えることによって生じるクマです。目の周りに走る血管は、一般的には皮膚に遮られて見えることはありません。しかし皮膚が薄かったり、血行が悪く血液の色が濃くなったりすると、血管が目立つようになり青クマとなります。

青クマの判別方法として、手で皮膚を引っ張ると、皮膚と血管が離れるため薄くなります。また、皮膚を引っ張ってもクマの位置が変わりません。

茶クマの特徴と原因

茶クマは、目の下に色素沈着が起こった状態のことです。アイメイクがきちんと落とせていない、目元が日常的に刺激され続けているなどの理由で、肌の色が変色してしまうと茶クマと呼ばれるようになります。

判別方法は簡単で、皮膚の色が変わっているため、手で引っ張るなどしても消えたり薄くなったりということがありません。また、患部の皮膚が動くとクマも同時に動きます。

クマの種類別治療法と痛みの程度

黒クマ取りの治療と痛み

黒クマを解消するということは、目の周りの脂肪や皮膚のたるみを解消するということです。

そのため自力での解消は難しく、美容整形施術によって治療しなければならない場合が多いです。目のクマに悩み当クリニックに来院する方も、9割は黒クマが原因です。

目のクマ取りの中では比較的痛みの強い治療となりますが、クマ取りは総じて痛みが軽い施術であるため、心配しすぎることはありません。不安がぬぐえない場合は、施術前のカウンセリングでクリニックのスタッフに相談し、納得できてから施術に望みましょう。

治療法の選択肢

一般的に黒クマの治療は、たるみの原因となる脂肪の除去(脱脂)です。皮膚を切らない治療とも呼ばれており、目下の皮膚の裏側を数mm切開してそこから脂肪を取り出します

当クリニックではさらに、注射による脂肪注入の併用も推奨しています。脱脂だけ行った場合、目の下がくぼんでしまい再度影が生じる場合があるためです。脂肪を注入することで、自然なハリをサポートできます。

また、脂肪ではなく皮膚が伸びてたるんでいるケースもあります。その場合は脱脂のみを行っても解決にならないため、皮膚の切除施術が併せて必要となります。

治療中の痛み

黒クマ取りにおける痛みのポイントは、「脱脂時の目下裏切開」「脂肪注入」「皮膚切除」の3つがあります。

当クリニックではいずれの場合も徹底した痛みの排除を実践しているため、ブロック麻酔(局所麻酔)や静脈麻酔を施した上で治療を行います。静脈麻酔を使用する場合は眠っている間に施術を行うため、痛みを感じることはまったくありません。

ダウンタイムの痛み

黒クマ取りの痛みは、施術後数日続きます。ダウンタイム全体は1~2週間ほど続きますが、その間ずっと痛むわけではありません

痛みとしては鈍痛になりますが、当クリニックでは施術と併せて痛み止めの処方も行っています。無理に痛みを我慢する必要はないため、安心してください。

青クマ取りの治療と痛み

青クマの治療では美容整形施術も効果的ですが、それと同等にセルフケアも重要です。体調不良が原因で青クマが発生している場合、一時的に解消されたとしてもすぐに元に戻る可能性があります。

反面、セルフケアで解決に向かいやすいのも青クマの特徴です。血行の改善や皮下脂肪の不足解消など、クリニックを訪れなくてもできることは比較多いです。

治療法の特徴

青クマの原因は大別して「皮膚・脂肪の薄さ」と「血行の悪さ」に分かれ、それぞれ治療法が異なります。

目の下の皮膚や脂肪が薄い場合、当クリニックでは脂肪やヒアルロン酸などを注入することでリカバリーします

血行の悪さが原因である場合は、ピーリングやレーザーなどを用いて目の周りに軽度の刺激を与え、血行を良くする施術を行います。セルフケアとしては、目の周りを温めたり十分睡眠を取ったり、ストレスを解消したりなど原因に合わせた対策を取ることになります。

治療中とダウンタイムの痛み

青クマ取りにおいて痛みを感じるタイミングは、注入治療時の注射や血行促進のためのレーザー、ピーリングなどによる痛みとなります。

当クリニックでは痛みに対して麻酔などの対策を行うため、痛みを感じることはほとんどありません。しかしそもそも青クマ取りの治療は、それほど痛い治療ではないのです。ダウンタイムは2~3日続きますが、残るのは違和感であり、痛みそのものは当日の間に消えてしまう場合がほとんどです

それでも不安であるという場合は、クリニックにその旨を相談しましょう。

茶クマ取りの治療と痛み

茶クマ取りは色素沈着が原因です。つまり肌の色が完全に変わってしまっているため、治療を一気に終わらせることができません。少しづつ何度も治療を重ね、少しづつ元に戻していくという流れになる場合が多いです

また青クマと同様、原因が生活習慣にあるケースがほとんどであるため、習慣を変えつつ治療を行うことになります。

適切な治療アプローチ

茶クマ取りの方法として、当クリニックではレーザー治療や外用クリームなどの処方を行います。同時にセルフケアとして、アイメイクをきちんと落としたり、患部に刺激を与えないことが大切になります

また茶クマ取りの特徴として、何度か同じ施術を繰り返す必要がある、という場合が多いです。肌の色は少しずつしか変化しないため、治療が長期化する傾向にあります。

治療中とダウンタイムの痛み

茶クマ取りの場合、痛みを感じるタイミングはレーザー治療などを行うときのみです。当クリニックでは痛みに配慮し、麻酔などを使用して治療を行います。しかしそもそも、茶クマ取りはそれほど痛みを感じない施術です。

ダウンタイムの痛みも青クマ取りと同様、当日の間に消えてしまうことが多いです。
茶クマはダウンタイムが数日~1週間と、青クマに比べてやや長めですが、痛みの長引く度合いはあまり変わりません

複合型クマに対する総合的な治療

複合型クマは、色素沈着や血行不良、たるみなどが原因で発生します。これらの要因を総合的に治療するためには、複数のアプローチを組み合わせることが効果的です。

例えば、色素沈着にはレーザー治療、血行不良にはヒアルロン酸注入、たるみにはリフトアップ治療が推奨されます。これらを組み合わせることで、複合型クマの改善が期待できます。

症状に応じた治療法を選び、医師と相談して最適なプランを立てることが大切です。

クマ取り施術の流れと痛みの管理

目のクマ取り施術を受ける際、多くの人が気になるのは「痛み」です。しかし、最近の技術進歩により、痛みを最小限に抑えた治療が可能となっています。

施術前には、カウンセリングで患者の不安を軽減し、適切な麻酔や痛み管理の方法が提案されます。患者の状態や希望に応じた個別対応が行われるため、安心して施術に臨むことができます。

以下で、施術の流れと痛み管理の具体的な方法を解説します。

初診からカウンセリングまで

クマ取り施術の最初のステップは初診とカウンセリングです。ここでは、医師が患者の状態を確認し、最適な治療方法を提案します。

施術に対する不安を解消するために、痛みの程度や術後のケアについても詳しく説明が行われます。カウンセリングで患者の疑問や不安が解消されることで、安心して治療に進むことができます。

局所麻酔の使用と効果

施術の痛みを軽減するために局所麻酔が使用されます。例えば、ヒアルロン酸注入などでは、注射部位に局所麻酔を施し、痛みを感じにくくしています。

麻酔の効果は迅速で、施術中に痛みを感じることはほとんどありません。

また、麻酔後も痛みが抑えられるため、術後の負担も軽減されます。

術中の痛みコントロール

施術中の痛み管理も重要です。冷却装置を併用したり、患者の状態をチェックしながら麻酔を追加することで、痛みを最小限に抑えます。

特に、レーザー治療やヒアルロン酸注入では、こうした技術が導入され、患者の快適さが最優先されています。

術後の痛み管理とケア

術後の痛み管理も欠かせません。施術直後は麻酔の効果が続いているため痛みは軽減されますが、その後は痛み止めや冷却パックを使ったケアが推奨されます。

自宅で行えるケアの指示も医師から与えられ、術後の経過観察とともにサポートが続けられます。

これにより、患者は安心して回復に専念できます。

クマ取り施術後のダウンタイム

クマ取り施術後のダウンタイムは、多くの人が気にするポイントです。特に忙しい生活を送る方にとって、回復期間や痛みがどれほど続くのかは重要です。

最新の技術により、ダウンタイムは短く、痛みも軽減されています。

一般的な回復期間

施術後の回復期間は通常1〜2週間です。初めの数日間は腫れや軽い痛みがあることが多いですが、徐々に改善します。

クリニックの指導に従い、冷却や保湿を行うことで、回復を早めることができます。

痛みの推移と対処法

施術後の痛みは軽度から中程度で、多くの場合1〜2日がピークです。その後は徐々に和らいでいきます。

痛みが強い場合は鎮痛剤を使うことで緩和できます。また、冷却や保湿も効果的です。

日常生活への影響と注意点

施術後の生活への影響は少ないですが、初期の腫れや内出血で外出を控えることがあるかもしれません。

また、術後数日は激しい運動やサウナ、長時間の入浴は避けるのが無難です。仕事復帰は、回復状態に応じて判断すると良いでしょう。

メイクや紫外線対策

施術後のメイクは慎重に行いましょう。特にアイメイクは数日間控えた方が良いです。カバーする場合は、刺激の少ない製品を選びましょう。

また、紫外線は回復を遅らせるため、外出時には日焼け止めや帽子、サングラスを使って対策することが重要です。

適切なケアで、施術後の肌を守り、良い結果を得ることが期待できます。

クマ取り施術の選び方とリスク軽減

クマ取り施術を選ぶ際は、信頼できるクリニックと施術医を選ぶことが重要です。クリニックの実績や評判を確認し、患者の悩みや不安に丁寧に対応する姿勢があるかを見極めましょう。施術医の経験と技術も、施術の効果や安全性に大きく影響します。

熟練した医師がいるクリニックを選ぶことで、痛みやダウンタイムを最小限に抑えた治療が受けられます。

最新の痛み軽減技術を取り入れているクリニックを選ぶことも重要です。

局所麻酔やレーザー技術など、痛みを軽減するための技術が進化しています。

術前術後のケアサポートも、施術後の回復をスムーズにし、結果をより良くするために欠かせません。充実したアフターケアを提供するクリニックを選ぶことで、安心して治療を受けられるでしょう。

信頼できるクリニックの特徴

実績や評判が良いクリニックを選ぶことが大切です。

口コミやレビュー、初回カウンセリングでの対応を確認し、信頼性を見極めましょう。

施術医の経験と技術

施術医の経験と技術は、治療の結果に大きな影響を与えます。

医師の経歴や症例実績を確認し、信頼できる医師を選ぶことが重要です。

最新の痛み軽減技術

痛みを軽減するための技術が進化しています。

局所麻酔やレーザー治療などを取り入れているクリニックを選ぶことで、痛みを抑えた治療が可能です。

術前術後のケアサポート

術前術後のケアが充実しているクリニックを選ぶことで、治療後の回復がスムーズに進みます。

アフターケアを重視するクリニックを選ぶと安心です。

よくある質問と回答

目の下のクマ取りに関する、よくある質問は以下の4つです。

  • 目の下のクマ取りはどのくらい痛いですか?
  • ダウンタイム中に気を付けることはありますか?
  • クマ取りの施術後はすぐにメイクできますか?
  • クマは自分で治せますか?

目の下のクマ取りはどのくらい痛いですか?

治療方法にもよりますが、施術前に局所麻酔を行うため、施術中のほとんど痛みはありません

アリエル美容クリニック大宮院では施術前の局所麻酔でも痛みが心配という方のために、静脈麻酔もご用意しております。

また、術後の痛みも痛み止めでカバーできる程度です。

当院ではお薬も無料でお渡ししているので、安心して施術を受けていただけます。

ダウンタイム中に気を付けることはありますか?

飲酒や喫煙は控え、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。

また、患部に痛みや肌トラブルが起きる可能性もあるため、こすったり刺激を与えたりしないようにしてください。

クマ取りの施術後はすぐにメイクできますか?

メイクは施術翌日から可能です。

ただし、患部への刺激をできるだけ避けるため、下まぶたのメイクは避けるようにしましょう。

クマは自分で治せますか?

クマの種類が青クマの場合、血行不良が原因であればセルフケアで治せる場合もあります。

その場合はホットアイマスクや目の周りのツボ押しなどがおすすめです。

ただし、強く目をこすってしまうと色素沈着やたるみの原因になります。

また、クマで悩んでいる方のほとんどは目の裏側から眼窩脂肪と呼ばれる脂肪が前方に突出している黒クマがあることが原因です。

黒クマは美容クリニックで処置を受けないと改善しません。

正しい方法で治すためにも、美容クリニックで受診することをおすすめします。

まとめ:クマ取り施術の痛みを乗り越えて理想の目元へ

まとめ
目のクマ取りは、さまざまな美容整形施術の中でも、比較的痛みの軽い施術になります。
ダウンタイム時も痛みがそれほど長期化することはありません。

しかしそれでも不安が拭えない場合は、信頼のおけるクリニックでカウンセリングを受け、直接説明を受けましょう
詳しいことが分かり、心理的に寄り添ってもらうことができれば、安心して施術に望めます。

もしもクリニック選びに迷われた場合は、ぜひ当クリニックにお越しください。
丁寧なカウンセリングと豊富な実績で、納得のいく施術を行っていただけます

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