医療ハイフの6つのメリット!基本情報や3つのデメリットと併せて解説
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
「医療ハイフを受けようと検討中だけれど、どんなメリットがあるんだろう?」と疑問に思っていませんか?
確かに医療ハイフのメリットを知らなければ、自分に合った施術か判断することは難しいですよね。
しかし医療ハイフは、メリット以外にもデメリットを知っておく必要があります。
この記事では、メリットとデメリットを中心に紹介します。
医療ハイフとは?
医療ハイフとは、表在性筋膜に高密度の超音波を当て、たるみやシワなどを改善する施術のことです。
医療ハイフの施術には、専用の美容機器が使われます。超音波が出てくる部分を直接肌に当てるだけの手術で、当てるパーツごとに超音波の強さを調節する技術が必要です。
施術をすることで、照射された肌が熱により引き締められます。その後、コラーゲンとエラスチンを生成して、引き締めと同時にハリのある肌になっていくのです。
エステハイフとの違い
エステハイフとの違いは、照射方式です。医療ハイフは、天上方式と呼ばれるものを採用しています。
対してエステハイフは、蓄熱方式と呼ばれるものを使っています。
医療ハイフの方が出力が高く、皮膚の深い層まで熱が届くことが特徴です。痛みはほとんどなく、施術回数も3〜6ヶ月に1回で済みます。
対してエステハイフは、出力が弱いため皮膚の浅い層までしか届きません。
そのため、効果が薄く頻度も1ヶ月に1〜2回と多くなります。効果で選ぶのであれば、医療ハイフがおすすめです。
医療ハイフのメリット
医療ハイフのメリットは、以下の6つです。
- 施術の時間がかからない
- ダウンタイムが短い
- 施術が周りにバレにくい
- 肌のシワが改善される
- たるみが予防できる
- 傷や痛みが少ない
医療ハイフを受けようか迷っている方は、まずはメリットを見て自分の悩みを解決できそうか判断してみましょう。
施術の時間がかからない
医療ハイフは、施術時間がかからないことが特徴です。ハイフは超音波を照射するだけのため、短い時間で済むと言われています。
例えば顔全体に対する照射の場合、40分程度の施術時間で済みます。カウンセリングを含めたとしても、2時間程度で終了するため、忙しい方でも受けやすい手術です。
ダウンタイムが短い
医療ハイフはダウンタイムが短い施術として有名です。超音波を使って狙った組織にのみ施術を実施します。
そのため、基本的に腫れることはなく赤みが出たとしてもすぐに引くのが特徴です。
もし目立つ赤みが出てきたとしても、メイクで隠せる程度のため安心してください。ほとんどの方が、治療当日から日常生活に戻っています。
施術が周りにバレにくい
前述しましたが、医療ハイフは皮下にある表在性筋膜にのみ、ダメージを与える手術です。
そのため、皮膚の表面にはほとんど変化が起こりません。
手術当日に普段どおりの生活に戻ったとしても、周りにバレることはないでしょう。
もしも赤みなどを指摘された場合は「少しやけどしただけ」「ぶつけただけ」などと伝えればバレずに済みます。
肌のシワが改善される
医療ハイフには、肌のシワが改善される効果が期待できます。肌の奥の組織にダメージを与えて、組織が元に戻る力を利用して引き締めます。
引き締まる際には、コラーゲンが生成分泌され、結果的に手術を受ける前よりもシワがない状態になれるのです。
細かいシワが気になり始めた方にはおすすめの施術です。
たるみが予防できる
医療ハイフを受けることで、たるみ予防に効果を発揮します。医療ハイフの施術をした後は、コラーゲンが多くなります。
皮下にある表在性筋膜が固く強化されて、収縮するためお肌がたるみにくくなるのです。
現状の症状を改善できるほか、症状の発生の予防にも効果がある施術です。
傷や痛みが少ない
医療ハイフの大きなメリットの1つに、傷や痛みが少ないことが挙げられます。
ハイフは、痛みを感じにくい皮下組織にダメージを与えます。照射箇所によっては、筋膜や血管、神経に近いところもあるため、痛みを感じることはあります。
しかし大抵の人は、耐えられる程度の痛みです。
医療ハイフのデメリット
医療ハイフのデメリットは、以下の3つです。
- 痛みや腫れが出ることがある
- やけどや神経障害のリスクがある
- 糸リフトなどと比較すると効果が弱い
メリットだけではなく、デメリットも知っておくことで施術に対しての思い違いをなくせます。自分に合った手術か判断するためにも、以下の項目はチェックしてください。
痛みや腫れが出ることがある
医療ハイフは、痛みが少ないとは言われていますが、まったく感じないわけではありません。熱エネルギーで照射するため、ピリピリした痛みは感じやすくなります。
もしも不安な場合は医師に相談して、麻酔などの対策をしてもらいましょう。
さらに医療ハイフを受けることで、一時的に腫れが出ることもあります。数日〜数週間は残ってしまいますが、時間の経過とともに徐々に目立たなくなります。
気になる方は、医師に相談するのがおすすめです。
やけどや神経障害のリスクがある
医師の技術が低く、誤った箇所に照射されてしまったり、照射するときに付けるカートリッジが浮いてしまったりするとやけどや神経障害のリスクがあります。
基本的にはやけどや神経障害になることがないように施術してもらえますが、中には経験不足な医師もいます。
経験が豊富で信頼できる医師のもとで、施術を受けるのがおすすめです。
糸リフトなどと比較すると効果が弱い
医療ハイフは、気軽にリフトアップできる施術として有名ですが、糸リフトなどと比較してしまうと効果は弱まります。
大幅なリフトアップを図りたいと考えている方は、糸リフトなどの施術を検討してみましょう。
もしも、どの施術にすればいいか分からない場合は、医師と相談した上で決定してください。
まとめ
医療ハイフとは、皮膚の下の組織である表在性筋膜に高密度の超音波を当て、たるみやシワなどを改善する施術です。
エステハイフとの違いは、効果の高さです。医療ハイフの方が出力数が高いため、表在性筋膜までしっかりと超音波が届きます。
医療ハイフには、6つのメリットがあります。対してデメリットもあるため、どちらも加味した上で検討しましょう。
アリエル美容クリニックでは、糸リフトなどリフトアップができる施術が受けられます。丁寧なカウンセリングで、患者様個人に合った施術を提案してもらえるのが魅力です。
信頼できる医師のもとで施術を受けたい方は「お問い合わせ」からご相談ください。