フェイスラインのたるみにハイフは効果的?メリットや副作用もご紹介
監修医師プロフィール
アリエル美容クリニック 院長/医師
鈴木桂介
- 帝京大学医学部医学科 卒業
- 順天堂大学練馬病院
- 越谷市立病院
- 都立大塚病院
- 大手美容クリニック 川越院院長
- アリエル美容クリニック開業
ハイフ治療が気になるけど、フェイスラインのたるみは効果があるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
実際、ハイフでの治療はフェイスラインのたるみに効果的な治療法です。
ハイフはたるみ以外にも、さまざまな美容効果をもたらしてくれます。
そこで本記事では、ハイフのメリットや効果の持続期間についてご紹介します。
ハイフはたるみに効果的な医療機器のこと
ハイフとは超音波を使用し、たるみを引き上げるアプローチができる医療機器のことをいいます。
まず、顔のたるみの原因は「SMAS層」という層が緩むことです。
SMAS層は表情筋と皮下組織の間にある層のことで、皮膚を支える役割があります。
SMAS層は年齢を重ねるごとに徐々に緩み、顔の肌を支えきれなくなることで、たるみやしわが発生するのです。
SMAS層は真皮よりも深い位置にある層なので、なかなか自力ではアプローチしづらくなっています。
しかし、ハイフなら超音波のエネルギーをSMAS層まで届けて熱を加えるため、フェイスラインのたるみやしわの改善に期待できるのが特徴です。
フェイスラインのたるみ改善以外にハイフを受けるメリット
フェイスラインのたるみに効果が期待できるハイフですが、そのほかにもさまざまな美容効果があるのも特徴です。
ここからは、ハイフがもたらす美容効果についてご紹介します。
リフトアップによる小顔効果
ハイフには皮膚の土台であるSMAS層を引き締める効果があります。
それによりたるみが改善されてフェイスラインのシルエットが整い、小顔に見える効果が期待できるのです。
小顔に見せたいという人にもハイフはおすすめといえます。
ほうれい線や小じわの改善
ほうれい線や小じわも、多くの原因はSMAS層のゆるみです。
ハイフは超音波のエネルギーを集中的に照射することで、真皮層から筋膜層の組織にアプローチし、肌の弾力をアップさせ、ほうれい線や小じわを改善する効果があります。
また、シワの進行を抑えてくれる効果も期待できるのです。
美肌効果
ハイフを照射した箇所は、微細ながらダメージを受けます。
そのダメージを治そうとする働きによって、組織内のコラーゲンの生成が促進され、美肌効果を期待できるのもハイフの特徴です。
コラーゲンが増殖することで、ハリ・ツヤのある肌に導きます。
ハイフのデメリットやリスク
美容効果の多いハイフですが、少なからずデメリットやリスクも存在します。
デメリットやリスクに関しては、施術を受ける前に知っておくことが大切です。
ここでは、ハイフのデメリットやリスクについて解説していきます。
治療中の痛みや神経損傷
ハイフは肌の深い部分にアプローチする治療のため、施術中に痛みを感じることがあります。
とくに照射出力が高かったり皮膚が薄い箇所に照射したりすると、痛みが強くでやすいです。
また、まれなケースですが、肌の深い部分に超音波をあてることで神経を損傷する可能性があります。
神経の損傷が酷い場合は一時的に口が動かしにくくなったり・表情に左右差が出たりすることもあることもあるので、信頼できる医療機関で治療を受けるようにしましょう。
やけど
ハイフは肌の奥に熱を加えるため、肌の表面近くに間違って照射すると火傷してしまうことがあります。
ハイフの施術後、ミミズ腫れや水膨れのような火傷の症状が出たらすぐに医療機関を受診してください。
頬がこける
もともとの骨格や顔の肉付きによっては、ハイフによる治療が適さない人もいます。
ハイフでの治療が適切でない人がハイフを受けると、頬がこけて老けて見えてしまうことも。
必ずハイフ治療の経験が豊富な医師に診断をうけ、適切な頻度で施術を受けるようにしましょう。
肌の赤みやむくみ
基本的にハイフの治療後、人によっては肌の赤みやむくみがでることがあります。
ほとんどは数日でおさまりますが、体質によっては赤みが強く出たり長引いたりするケースもあるようです。
施術後1週間たっても赤みや腫れが引かない場合は、医療機関を受診するようにしましょう。
肌の乾燥
ハイフの施術後は、一時的に肌の水分量が減少するため、乾燥しやすくなります。
ハイフの施術後は、いつも以上に保湿ケアを念入りに行いましょう。
ハイフの効果はいつから感じられる?
ハイフの効果は施術直後から感じられます。
腫れやむくみがある場合でも、施術後3日ほどから徐々にリフトアップしていくのを実感できるでしょう。
ハイフ治療による効果のピークは2〜3か月目といわれています。
そのため、大事な予定がある人は、予定の1か月〜2か月前にハイフを受けるのがおすすめです。
ハイフの効果はいつまで持続する?
ハイフの効果は約3か月から半年程度です。
そのため、3か月から6か月に1度の頻度で施術を受けるのがおすすめとされています。
ただし、適切な頻度はフェイスラインの状態や理想の仕上がりによって異なるため、医師の判断に従いましょう。
ハイフがおすすめの人
ハイフがおすすめな人は、以下のような人です。
- ほうれい線が気になる人
- たるみが気になる人
- マリオネットラインが気になる人
- 二重顎が気になる人
- 小じわが気になる人
- ダウンタイムをできるだけ短くしたい人
たるみによる悩みがある人は、ハイフの治療がおすすめです。
【まとめ】フェイスラインが気になる人はハイフがおすすめ
ハイフは肌にメスを入れずに、高いリフトアップが期待できる治療法です。
たるみの原因となる肌の土台部分からアプローチできるので、フェイスラインのたるみによる悩み改善に効果があります。
しかし、正しい知識と高い技術を持った医師や看護師でないと、失敗のリスクも高いのが特徴です。
アリエル美容クリニックなら、ハイフの経験が豊富なスタッフが在籍しており、ひとりひとりに合わせた丁寧な施術を心掛けています。
また、施術前だけでなく、施術後のアフターカウンセリングも実施しているため、どんな些細なことでもご相談いただけるのも特徴です。
相談は何度でも無料ですので、お気軽にお問い合わせください。