そばかすのレーザー治療ならピコトーニングがおすすめ！注意点も紹介

記事監修医師プロフィール

「そばかす」は早ければ思春期の頃から現れるシミの1種です。

可愛らしい印象を与えることもあるものの、そばかすを薄くしたい・消したいと悩んでいる方は少なくありません。

本記事ではそばかすに適したレーザー治療「ピコトーニング」について、詳しく解説します。

メリットや治療後の過ごし方も紹介するので、レーザー治療を検討中の方はぜひ参考にしてください。

そばかすはピコトーニングというレーザー治療で改善が期待できる

そばかすの治療には、低出力の衝撃派でメラニン色素を破壊するピコトーニングが向いています。

ピコトーニングとは、そばかすのような細かく広範囲に生じたシミの改善が見込めるピコレーザーの1種です。

これまでのレーザー治療に比べて痛みが少なくダウンタイムも短いため、短期間でそばかすの改善が期待できる点が大きなメリットといえます。

ただし、基本的にピコトーニングは1回の治療では効果を実感しにくいです。

一般的に5回から10回程度治療を繰り返すことが推奨されています。

そもそもピコレーザーとは

そもそも「ピコレーザー」とは、1兆分の1秒のピコ秒単位でレーザー照射を行うレーザー機器です。

いずれも衝撃波でメラニン色素を分解することで、シミの改善が期待できる治療法です。

ピコレーザーには以下の3つのモードが搭載されており、シミの種類や深さによって最適なモードを選択したうえで治療を行います。

• ピコトーニング
• ピコフラクショナル
• ピコスポット

上記の中でもそばかすの治療には、低出力のレーザーを肌全体にシャワーのように照射できる「ピコトーニング」が適しています。

ピコレーザーのメリット

ピコレーザー治療には、以下のようなメリットがあります。

• ダウンタイムが短い
• 肌へのダメージが少ない
• 麻酔クリームで痛みを緩和できる

そばかすはコンシーラーやファンデーションで一時的に隠せても、メイクを落とすと再び現れてくるため鏡を見るたびに落ち込んでいる人もいるでしょう。

また、メイクに時間がかかることをストレスに感じる人も少なくありません。

ピコレーザーのメリットを理解したうえで、治療を検討してみてはいかがでしょうか。

ダウンタイムが短い

ピコレーザーを照射したあと特に問題がなければ、メイクをしてから帰宅できます。

すぐに日常生活に戻れる点はピコレーザーの魅力です。

ただし治療後は一時的に肌が敏感な状態であるため、赤みやひりつき感が生じたりします。

数日程度で落ち着くため、焦らず様子を見ましょう。

また、かさぶたができた場合は決して無理に剥がさずに、自然と剥がれ落ちるのを待つよう注意してください。

肌へのダメージが少ない

ピコレーザーは、ピコ秒単位の頻度で照射するため、これまでのレーザー治療に比べると肌への負担が軽いのが特徴です。

ただし治療後の肌はデリケートであるため、肌の回復を最優先させるためにも、落ち着いて過ごしましょう。

激しい運動・過度な飲酒・サウナは血行がよくなることで新たな赤みなどを引き起こす恐れがあるため、できるだけ控えてください。

麻酔クリームで痛みを緩和できる

ピコトーニングを含むピコレーザー治療は、麻酔クリームで痛みを緩和できます。

痛みに対して苦手意識を持っている方も、麻酔クリームを使用すれば安心して治療を受けられるでしょう。

また、麻酔クリームを使用できるかは美容クリニックの方針によって異なり、追加料金がかかる場合もあります。

治療を受ける際に麻酔を希望する方は、カウンセリングの際に必ず医師に伝えておきましょう。

ピコレーザー治療の注意点

ピコレーザーはさまざまなメリットが期待できる一方で、注意点も存在します。

日焼けをしやすい体質の人やターンオーバーが乱れている人は、ピコレーザーによって色素沈着を引き起こしやすい傾向にあります。

該当する方はカウンセリングの際にその旨を医師に伝え、適切な治療計画を提案してもらいましょう。

また以下に該当する方は、ピコレーザーを受けられない可能性があります。

• 妊娠中・授乳中
• 照射したい部位に傷がある
• ケロイド体質である

上記のほかにも、病気を治療中の方や日常的に服用している薬がある方は、必ず医師に申告してください。

合併症などのトラブルを未然に防ぐために、治療を控えていただく場合もあることをご了承ください。

ピコレーザー治療後の過ごし方

ピコレーザー治療後は、効果を最大限に引き出すためにも以下のポイントに注意しながら過ごしてください。

• 治療部位に刺激を与えない
• 十分な保湿ケアを心がける
• 紫外線対策を欠かさない

また上記以外にも医師からの説明があれば必ず守り、適切な過ごし方を心掛けましょう。

治療部位に刺激を与えない

レーザー照射後の肌はとてもデリケートな状態であるため、刺激を与えないようにして過ごすことが大切です。

治療部位を擦ったり圧力をかけたりしてしまうと、新たな肌トラブルを引き起こす恐れがあるため注意が必要です。

タオルでごしごし拭くのも避けてください。

洗顔やスキンケアをする際はやさしく丁寧に行い、治療部位を摩擦し過ぎないよう気を付けながらケアしましょう。

十分な保湿ケアを心がける

ピコレーザー治療後は、肌が乾燥しやすい状態です。

保湿クリームやジェルを使用して、肌の水分を保ちましょう。

乾燥が気になる部分は重ね塗りをしたり、特に寝る前は保湿用のマスクを利用したりするのも手段のひとつです。

適切に保湿することでターンオーバーが整い、肌の回復がスムーズに進むでしょう。

紫外線対策を欠かさない

治療後の肌はデリケートであるため、紫外線対策を徹底してください。

外出する際は日焼け止めクリームを塗布し、日傘や帽子を活用して物理的に紫外線を防ぐのも効果的です。

特に日差しが気になる日は、数時間おきに日焼け止めクリームを塗り直すとよいでしょう。

なお、これらの紫外線対策は治療後だけでなく、日常的に行うことが大切です。

新たにシミを作らないためにも、十分な紫外線対策を心掛けましょう。

そばかすの悩みはアリエル美容クリニック大宮院にご相談ください

アリエル美容クリニック大宮院では、そばかすの治療を得意としています。

当クリニックでは、経験豊富な医師・スタッフがカウンセリングからアフターケアまで総合的にサポートしております。

万が一、治療後に期待していた効果が得られなかった場合でも、保証制度を設けていますので、納得いくまでご相談ください。

【まとめ】注意点を理解したうえでピコレーザーを検討しよう

そばかすを薄くしたい方は、低出力のレーザー治療「ピコトーニング」がおすすめです。

治療後は保湿や紫外線対策を習慣化することで、効果を最大限に引き出せるでしょう。

また、新たにできるシミの予防にもつながります。

本記事で紹介した注意点を十分に理解したうえで、ピコレーザーでそばかすを薄くしてみてはいかがでしょうか。